DLSポッドキャスト epi556 シーズン中&留学中にケガしている人へのメッセージ
今回は、プロダンサーやバレエ学校の生徒がシーズン中にケガをした際の対処法について掘り下げます。 発表会や公演に命をかけるべきではない理由、ケガを悪化させないためにできることについてお話します。 ケガをした時、舞台に立つべきか、それとも降板を選ぶべきか? 考慮すべきポイントや、実際のバレエ学校・カンパニーでの対応例もご紹介! Transcript サマータイムも終わり、日本との時差が1時間に戻ったメルボルンより佐藤愛です。 サマータイム、正式にはデイライトセービングと呼ばれるものは、夏時間は太陽が出ている時間が長いから、 朝を早くしよう!というなんともビックリな考え方のもの、1時間朝が早く来るようになります。 なので、通常は日本より1時間早く朝が来るメルボルンが、2時間早く朝が来るようになるんですね。 でも、州によって取り入れるところと、取り入れないところがあるため、 国内の時差も変わるという、なんとも面倒なシステムです。 廃止したらいいという意見が多いところですが、 私もクラスの時間を間違えるんじゃないか、とびくびくしているので、廃止してほしい一人ではあります。 さて、今月は皆さんからもらった質問を掘り下げていくよーということで 「舞台前にケガしている人へメッセージをお願いします」という質問というかリクエストを 様々な角度から研究しています。 先週は、「発表会前にケガしているダンサーへ」というテーマでお送りしましたが いかがでしたでしょうか? 厳しめの、鬼の愛語録もあったとは思いますが、 バレエのケガの80%以上は慢性のケガで、それって知識があれば防げるケガ。 だからこそ、今ケガしていなかったとしても、ポッドキャストを聞いて勉強しておいてほしいなと思います。 さて、今週は、プロダンサーでシーズン中にケガしている人、 そして留学中にケガしているバレエ学校生徒へのメッセージを取り上げます。 もちろん、学生とプロでは立場が異なりますし、 バレエカンパニーもサイズによって、医療システムがしっかりとしているかどうかが異なるのですが、…