DLSポッドキャスト epi538 一緒に今年を振り返ろう

今年の手帳選びに始まり、1年を振り返るリフレクションまでお話しました。 佐藤愛が今年の目標をどう生かし、次の年をどのようにスタートするのかをリアルタイムで共有します。 DLSの舞台裏や個人的な学び、そして来年のゴール設定のヒントもたっぷり公開しましたよ。 充実した1年を目指すあなたにぴったりの内容です。ぜひお聴きください! Transcript 毎年購入している手帳が、今年はデザイン変更になっていてすごくガッカリした佐藤愛です。   いつも同じ形の手帳を使って4年経ちました。 別に特別なブランドではなく、オーストラリアに来たことがある人なら知っている reject shopという安物チェーン店で購入しているもの。   その前までは、高いものから、流行りのものまで、様々な手帳を使ってきましたが、 バーチカルで1週間見開きになるA5サイズのものが一番使いやすく 何年も色違いを使ってきました。   でもね、今年はお店に並んでいなかったの! 他のスタイルはたくさんあるんだけど、いつもの子はいなかったんです。   ネットで色々と探し回った結果、 無印良品のバーチカルに落ち着きました。   そう、オーストラリアにも無印良品があるんですよ。 ローマ字でmujiと書いてあるだけだけど。 そして、日本の無印良品よりも値段が高いです。   これだったら、9月に日本に帰った時に 100均で買って来ればよかった!と憤っておりましたが、 手に入らないものは仕方ない。 渋々、2025年は無印良品の手帳を使っていこうと思います。…

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi538 一緒に今年を振り返ろう

DLSポッドキャスト epi537 ダンサーが知っておきたい骨折と疲労骨折の違い

「骨」をテーマにした11月のポッドキャスト最終回! ハロウィンの骸骨から始まった骨の健康シリーズでは、体重や骨の働き、骨の種類を深掘り。 今回は、疲労骨折の原因や予防策、周囲の大人たちの責任に焦点を当てています。 ダンサーが健康で踊り続けるために、先生や保護者が知っておくべき知識とは? 実用的なアドバイスが詰まっています! Transcript 今月はずっと骨の健康についてお話してきましたが どうして骨の話をしようかと思ったか?というと 10月のハロウィンデコレーションがお店に並ぶようになって、たくさん骸骨を見てきたから という単純な佐藤愛です。   ハロウィンのデコレーションで、骨が多い理由はよく分かりませんが、 ちゃんと見てみると、まぁ酷い出来だよね。 という話をインスタのストーリーズでアップしましたが、見てくれましたか?   指の骨の数は違うし、上腕骨は大腿骨みたいな形だし、 まぁ、医療的なものではなく、イメージで作られたお飾りなので仕方ないですが。   それを考えると、理科室にあるであろう、人体模型はとても値段の張る、良い模型なんです。 授業で使われることは殆どなく、男性の模型であることが殆どだけど、 生徒、そして人口の半分は女の子だと考えると 色々な角度で問題点を指摘しなければいけませんが、 そうは言っても、よくできている模型なはずです。   医療関係で使われる模型は、精密である必要があるし、 だからこそ、値段も非常に高いです。 また、そう簡単に手に入りません。   その代わり、パチものは安く、ハロウィンでなくても、 バラエティーショップなど色々なところで手に入ります。…

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi537 ダンサーが知っておきたい骨折と疲労骨折の違い

DLSポッドキャスト epi536 骨の種類を勉強しよう! #バレエ解剖学

普段なかなか意識しない「骨の種類」に焦点を当て、その面白さや重要性を紹介してみました。 自身のケガ経験やダンス指導の視点から、ダンサーにとっての骨の役割やケガのリスク、 骨に関する基本知識の重要性を楽しく分かりやすくお伝えします。 日々のレッスン・指導や健康管理に役立つ知識を学び、「骨」の奥深さに触れてみませんか? Transcript 骨に種類があるなんて、まったく知らなかった佐藤愛です。   というか、骨に種類があるのか? を考えたことすらなかった、という方が正確かもしれません。 ボディコンサークルではよくお話しているし、 ポッドキャストでもお話したことがあると思うけど、 学びには4段階あるんだったよね?   知らないことすら、知らない 知っているけど、出来ない 知っているし、意識すれば出来るけど、身についてはいない 無意識に出来る の4段階。   この階段は様々なエリアに使うことが出来ますが、 今日は私の骨への知識を当てはめてみます。   先週のポッドキャストで、「私が最初に骨折した骨は上腕骨です」とお知らせしました。 その前から、体に骨があるのは知っていたと思うけど、 6歳の時に、骨折というのを体験し、骨折、ギブス、入院など、このケガに関係する様々なことを体験しました。   時は経て、バレエ学校時代。 疲労反応、疲労骨折、骨挫傷など様々な骨のケガをしてきました。 この段階でもまだ、骨には種類があるなんて考えもしなかったの。  …

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi536 骨の種類を勉強しよう! #バレエ解剖学

DLSポッドキャスト epi535 骨のこと、どれだけ知ってる? #バレエ解剖学

骨のこと、どれだけ知ってる? 今回は、ダンサーが避けては通れない「骨の健康」についてお話しました。 骨が血液を生み出し、ミネラルを蓄え、身体のエネルギーバランスまで支えていることなど驚きがたくさん! ダンサー特有の悩み、エネルギー不足についても触れました。 骨を知り、ケガを防ぎながら踊りを楽しむための必聴エピソードです。 Transcript 一番最初に骨折したのは、右の上腕骨だった佐藤愛です。 今では、何度一時帰国してもそのような様子を目にすることはなくなりましたが、 私が小学生の時は放課後、お家の前で近所の子供達が遊んでいたんです。 そして、私が自転車に乗っている時に、 キャッチボールをしていた高校生とぶつかって倒れ、折れました。   お母さんが、おぶって近所に住んでいた お医者さんのお家に連れて行ってくれたのを覚えています。 ラッキーな事に、外科医が近所に住んでいたんですね。   時は経て、今年の頭にフレンドケーションに行ったとき、 フレンドケーションって、友達(フレンド)とバケーションに行くという 1年に1度私たちがやっていることね。 ポッドキャストでお話したこともあるから 知っている人も多いと思います。   その時に、当時の私と同じくらいの年齢の子をおぶって歩いたことがあったんです。 最初はすごく軽くてびっくりするんだけど、 長く歩いていると、同じ形で腕をホールドするから 筋肉が辛くなってくるんだよね。   しかも自分の子供でもないし、 その子は元気に色々喋ってるもんだから、 落ちるんじゃないかと心配で。…

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi535 骨のこと、どれだけ知ってる? #バレエ解剖学

DLSポッドキャスト epi534 オリンピック委員会も体重測定に反対

今回は、スポーツと健康に関わるRed-SやLEAといった深刻な問題に焦点を当て、 ダンサーが抱えるエネルギー不足の影響とそのリスクについて解説しました。 ダンサーの健康を守るためには正しい知識と指導が重要で、夢を叶えるためには「賢い努力」が必要です。 子供たちの未来を守るための重要なメッセージが詰まったエピソードです。 Transcript 競馬が嫌いな佐藤愛です。 いきなり競馬!?と思った人がほとんどだと思うのですが、 もしオーストラリア、特にメルボルンのことをよく知っている人だったら11月だしね、と思うかもしれないですね。   11月最初の火曜日は、メルボルンカップと呼ばれる競馬の日です。 日本の競馬って、おじさんたちが新聞を片手に見ている感じじゃない? 私もそういうイメージが強かったので、 メルボルンに留学してきた時、「メルボルンカップで祝日です」と言われてびっくりしました。   race that stops nationという肩書がつくメルボルンカップですが、 本当に祝日にしてしまう、ビクトリア州にもびっくりかもしれません。 そうそう、こちらでは州ごとに祝日が異なります。   メルボルンカップも驚きですが、 オーストラリアン・フットボールの最終戦の日も祝日になります。 敬老の日、体育の日…日本の祝日は品がある気がします。   メルボルンカップとバレエ どうして、競馬のために祝日になるんだろうか。 蓋を開けてみると、まぁ大きな大人のカーニバルなんですよ。 スーツかドレス、女性は頭には帽子かファシネーターと呼ばれる英国発祥の飾りみたいなものを付けます。 もしかしたら、英国ロイヤルファミリーの写真などで見たことがある人もいるかもしれません。…

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi534 オリンピック委員会も体重測定に反対

DLSポッドキャスト epi533 そう簡単に諦めないダンサーになる4ステップ

諦めないダンサーになるための「4つのステップ」についてお話しました。 「Grit(やり抜く力)」をテーマに、興味・練習・目的・希望という4つの要素が いかにして継続の鍵となるのかを、バレエの世界に当てはめて解説。 どうやって諦めずに前進できるのか、バレエを続けたい全てのダンサーや指導者に向けた、実践的なアドバイス満載です。 Transcript 2025年3月に行われる予定の、来日セミナーの骨組みが決まってきて 飛行機もとったし、裏で準備も始まったDLSより、佐藤愛です。   本音を言うと、現在の私はオンラインでもオフラインでも ほぼ同じく感じています。   オンラインに移行した2020年は現地セミナーが恋しかったけど、 今ではオンラインにも慣れているので、オンラインの良いところがたくさん見えます。   例えば南半球にいる私ですが、 4年間ボディコンサークルというオンラインのエクササイズを毎週日曜日にお届けしています。 オンラインがなかったら出来なかったです。   4年間やってきて、レギュラー参加してくださった人達の変化も見えるし 学校が休みの時だけ、ケガしてフルに踊れない時だけなど限定で戻ってきてくれる人達も、 不定期だけど、定期的に見ることが出来ています。   この言い方で通じる?   何らかの事情で参加者がレギュラーじゃなかったとしても、 クラスがコンスタントに行われているので、 戻って来られる場所になっているんですよね、ってこと。   とはいえ、オフラインだからこそ出来ることもたくさんあります。 例えば、グループワーク、ペアワーク。…

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi533 そう簡単に諦めないダンサーになる4ステップ

DLSポッドキャスト epi532 諦める人の特徴 4つ

「諦める」と「やめる」は違います。 自発的にやめる決断と、諦めるという選択の違いを、具体的なエピソードを交えて紹介しました。 特に、努力を続ける中で、どのような場面で諦めが生まれ、どうしてやめるという決断に至るのかについて考えてみました。 過去の経験や他者とのやり取りから得た学びから、自分の決断を見直してみてくださいね。 Transcript 毎日黒い服ばっかり着ているのにハロウィンが嫌いな佐藤愛です。 ハロウィンとは西洋文化だからオーストラリアでもやりそうなイメージがあるんじゃないでしょうか? でもね、オーストラリアは南半球にあるので季節が逆になります。 収穫祭とか、パンプキンとかとは縁のない、夏の始まりな季節です。   なので、私がメルボルンにきた2004年はハロウィンをお祝いする人なんてほとんどいなかったんですよ。 アメリカのテレビショーで見るくらいなイメージ? 若者たちの間でドレスアップして遊びに行く言い訳くらいのイメージが、 最近では、そして特に私の今住んでいる地域は若い家族が多いので、 幼い子供の手を引いたお父さんや、学校の友達と一緒にエリアを回るなんて子達も見えるようになりました。   日本も結構最近でしょう? ハロウィンが大掛かりなものになったのは。   なんでハロウィンが嫌いかというと、 子供達が回ってくるときに、ドアをバンバン叩くんですよ。 インターフォンを鳴らして、誰も出てこないと、ドアのバンバンに変わるんです。 まぁ、Trick or Treatだからね、それくらいは許してあげます。   そうなんだけど、うちの番犬”だったはず”のカヤック、 インスタとかで写真を見た事がある人は、黒くて大きな、 ジャーマンシェパードとオーストラリアンケルピーの混ざった子が とっても怖がるのです。…

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi532 諦める人の特徴 4つ

DLSポッドキャスト epi531 2024年残り2か月半で上達したいダンサー&成長したい先生へ

2024年の残り70日を有意義に過ごすための3つのポイントをお話しました。 しっかりとした土台があってこそ、目標達成が現実のものになります。 そして最後に、諦めない心を忘れずに。 どんなに小さな進歩でも、前進していることを実感しましょう。 ダンサーや指導者の皆さん、このエピソードを聞いて、残りの期間を最大限に活用しましょう! Transcript 皆さんこんにちは、10月の頭に日本から帰ってきて 久しぶりにポッドキャスト用マイクに向かっていて、ワクワクしている佐藤愛です。   仕事ではなく日本に戻ったのは本当に久しぶりでした。 久しぶりに観光客として訪れた日本は素晴らしいところがたくさんあって、 やっぱりな部分もたくさんあって、 思ったよりガッカリするところもありました。   私は日本人だけど、日本よりもオーストラリアのメルボルンで過ごしている時間の方が長いので 帰国という表現より、来日という表現の方がしっくりくるんですよね。 とはいえ、今回はオーストラリア人の夫と共に帰ったため、 彼は「外国人枠」で長い列につかまり、私は「日本人枠」でマシンでの確認だけで終わりました。 パスポートによって対応が違うのは、なんでなんだろうな、と思いながら30分以上待ってました。   いつもは考えることもしないんですよね、スムーズに通れちゃうから。 自分に関係のない問題は、問題があるかどうかも考えない。 これは、国籍だけでなくバリアフリーに対する問題や差別なども同じなんだと思います。   さて、今日のポッドキャストでは、このように今回の来日で考えたことを まとめたポッドキャストにしようかなとも思ったのですが、 10月15日にお届けしたメルマガでお話した、 「今年残りで上達する方法」という内容をポッドキャストでもカバーする方が先だと思ったので、 今日は2024年の残り70日ちょっとを有意義に使うためのポイントをお話しましょう。  …

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi531 2024年残り2か月半で上達したいダンサー&成長したい先生へ

DLSポッドキャスト epi530 悩みがあるダンサーへ、元バレエ学校教師からのアドバイス

よくお悩み相談のメッセージが届きます。 悩みや不安に対する解決法として、問題の可視化から行動へと進む4つのステップをご紹介しました。 バレエダンサーを目指す人や、将来に迷っている人に向けて、効果的なアドバイスが満載です! 考え込んでしまい前に進めない時に、どうやって一歩を踏み出すかを知りたい方におすすめの記事です。 Transcript 元、石橋を100回くらい叩いてから渡るタイプの佐藤愛です。   インスタライブに移行する前、DLSはFBライブを行っていました。 レコーディングは今でもDLSのYouTubeチャンネルに残っていますが、 様々なゲストの皆さんに参加してもらったシリーズ「愛さんとティータイム」もありましたよね。 ティータイムシリーズを知っている人は、 DLSマニア認定です。おめでとうございます。   ニューヨークで活躍している コンテンポラリーダンサーの武島アイカさんにゲストで来てもらった回で、 石橋を100回くらい叩いてから渡るという話をしました。 何事もスピーディーにこなす印象があるようで、 「石橋は100回くらい叩いてから渡るよ」とお話したら驚かれたのを覚えています。   2023,4年の来日セミナーでも、 参加者の皆さんの数名から、行動力についてなど聞かれることがあったのですが、 ここ数年で分かったことがあるんです。   それは、私は頭の回転が早いということ。 そしてそれは、頭がいいとは言っていません。 ただ、回転が早いんです。   無駄なことも含め、色々と竜巻のように考える癖がついています。 効率が悪いとも言えます。  …

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi530 悩みがあるダンサーへ、元バレエ学校教師からのアドバイス

DLSポッドキャスト epi529 ダンサーが知っておきたい2種類のモチベ

「自己中心的」と聞くと悪い印象があるかもしれませんが、自己を大切にする考え方の重要性を掘り下げました。 結果にばかりとらわれがちなバレエの世界で、プロセスや内在的な動機をどう評価するか、 そして自分自身を認めることの価値について考えました。 バレエに限らず、日常のあらゆる場面で役立つ視点を提供する一読の価値がある記事です。 Transcript 10月に入ったくせに、9月のポッドキャストの自己満足度が高い佐藤愛です。お元気ですか? キーワードは「自己」。 この考え方はダンサーだった時には出来ませんでしたし、 DLSを11年やってきても、まだまだ練習中です。   自己という言葉から連想されるのは 「自己中心的」という言葉なのは私だけでしょうか?   自分の事を褒めるとナルシストと言われ、 自分の予定を優先させると自己中だって言われる事があるかもしれない世の中で、 敢えて今日は「自分中心の考え方」について考えてみようと思います。   ちなみに、ナルシストとはNarcissistic personality disorder (NPD) のことで、 精神疾患の1つです。 自分が大好きな人というイメージが強いかもしれないけど、 NPDを持つ人々は自己価値観が非常に低いことも特徴です。   残念ながら、言葉とイメージが独り歩きしているのですが、 この精神疾患に苦しんでいる人や、家族がいることを考えると、 むやみやたらと使わない方が良いんじゃないかと私は思います。  …

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi529 ダンサーが知っておきたい2種類のモチベ