DLSポッドキャスト epi506 忙しい依存症

「忙しい」ことが称賛されるバレエ界、その中には依存症の可能性があります。 「私は大丈夫」と思っていて人もこのリストを見るとドキッとすることがあると思います。 忙しい状態に依存している人は、自己管理が難しくなり、家族や生徒にも影響を与える可能性があります。 治療が必要なケースや対策についてお話したので、チェックしてくださいね。 Transcript こんにちは、気が付けば4月最後のポッドキャストという事実にびっくりしている佐藤愛です。   ということは、来日セミナーから戻ってきて約1か月経ったということ。 セミナーでお会いした皆さん、あの時の感覚覚えていますか?   このポッドキャストもそうだと良いんだけど エピソードを聞いた後やセミナーに参加した後は、モチベーションが上がりますよね。 よーし勉強しよう! 習慣を変えよう! この部分を頑張ろう! って思うじゃないですか。 でも、時間が経つにつれて、その感覚が薄れてきません?   そして自分に言う言葉 「ちゃんとできている人もいるのに、私はどうしてこんなにメンタルが弱いんだろう?」   メンタルが弱いという言葉は、今回の来日で何度も聞きました。 特に大人、というか小鬼たちから。 インストラクターコース3期生、そしてアドバンストコースの最終試験があったから なおさらこの言葉を聞いたのかもしれないです。   ご存じのように、私は心理士でも、精神科医でもありません。 だけどメンタルが強い、弱いというカテゴリは好きじゃないし、 そうやって言ってしまうと、言い訳にもなってしまうと個人的には思う。  …

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DLSポッドキャスト epi505 One Day とDay One

「いつかなりたい姿や目標」を表すOne Dayと、「実現のための挑戦1日目」を意味するDay One。 来日中の素敵な出会いを通じて私が感じた「One Day」と「Day One」の違いについてシェアします。 これから実現したい夢がある人、その過程が上手くいっていない人に向けたアドバイスを書いたので 参考になれば嬉しいです。 Transcript こんにちは、今月頭にメルボルンに帰ってきたのに、また来週にとなりの州に飛ぶ予定の佐藤愛です。   今年はお仕事ではなくて、パーソナルな予定で旅行が多いんですよ。 ま、でも今回のは、毎年恒例にしようと、旦那、通称神が頑張って企画している、フレンドケーションです。 フレンド、友達のバケーション、休暇で作った造語ね。   先週のエピソードで、私もチャンスがあれば会いたい人に会うように努力していることをお伝えしましたが、 こっちでも同じようにしていて、腐れ縁とでもいうんでしょうかね、 約20年前、神と出会ってからずーっと知っている、彼の同級生グループがあるんですが、 それが今や、家族が増えて20人越えの大御所グループになっているんです。 そしてみんなで1年に1度は集まってどこかにいけたらいいよね、という感じでフレンドケーションを企画しているんですね。 子供たちにとっても、毎年会う友達がいたら素敵だろうし、 大人たちにとっても、1家族でホリディを準備するより、 みんなでホテル1階全部貸し切りみたいにしちゃって、一緒に入れた方が楽だし、 子供のいない私たちのようなグループがとっかえひっかえパパママのサポートをするっていうね。   でも今日は私のホリディ事情ではなく、One DayとDay Oneというテーマでお話していきます。 ちょっと前にというか、SNS世界ではかなり前にという方が正しいのでしょうかね、クルクルとトレンドが変わるから。 TikTokやインスタのReel等でOne…

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DLSポッドキャスト epi504 同じ環境、違う感想

来日期間中のイベントやお仕事を通じて、同じ環境でも人によって覚えていることが違うということを感じました。 これは、個人に合った「上達」の方法を見つけるために応用できると思います。 友人や家族との意見交換は新たな発見をもたらし、教師としても生徒の個々の視点を尊重することが重要です。 異なる視点からの学びを大切にしましょう。 Transcript こんにちは、来日セミナーで約6週間日本に滞在し、無事メルボルンに戻ってきましたDLSの佐藤愛です。 セミナーやコース、小鬼合宿やミーティング等でお会いできた皆さん、 札幌セミナーやスタジオ訪問でお世話になった皆さん、どうもありがとうございました。   今回は6週間と長い間日本にいましたし、体調管理も含め特に前半はスケジュールに余裕を持たせていたので、 ホテルと会場の行き来だけでなく、少し日本をエンジョイ出来た感じがします。 400人とお仕事をしても風邪すらうつらなかったのも、来日準備で体力をつけていったからだと思うのですが、 その話はまた今度。     今日のポッドキャストでは、そんな来日中に感じたことの1つ、 同じ環境にいても、違う感想が出るということについてお話しようと思います。   来日後最初のイベントは、小学校の同窓会でした。 同窓会っていうほどの会ではなく、まぁ都合のついた8名くらい?が一緒にご飯たべたよ、って感じなんですが、 去年からポッドキャストを聞いてくださっていた皆さんならわかるように、 去年地元の同級生の1人が癌で亡くなりました。 お葬式には間に合わなかったんだけど、そのあと来日するからって話をして、 25,6年ぶりにみんなで集まることが出来たんです。 今年はそういうイベントではなかったけど、 何かあってから集まろうより、何でもないときに集まれた方が幸せじゃないかなって思って、声をかけてみました。   結構緊張しますよね、別にすごく仲が良くていつも連絡を取り合っている人たちじゃないのに、 しかも自分の来日の都合で会わないって声かけるの。 でもそうやって躊躇していたら日本を離れて20年経ってしまったし、…

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DLSポッドキャスト epi503 ワークライフバランスは存在しないんじゃないか?という話

ワークライフバランスについて考えたことありますか? 今回は、バレエの世界での勉強とパフォーマンスの両立、そして家族や仕事とのバランスについてお話しました。 忙しい時期とリラックスできる時期の両方が必要であることや、シーズンに応じたセルフケアの重要性について、 新しい視点でのワークライフバランスの解釈をお楽しみください。 Transcript こんにちは、DLSの佐藤愛です。 4月、新学期になりましたね! このポッドキャストは2月に事前収録はしておりますが、たぶん無事にセミナーが終わり、メルボルンに戻ってきていることでしょう。   今月は、セミナーの裏話をポッドキャストだけでお話していきたいと思っております。 レコーディング時点では、まだ申込終了ではないのですが、 今のところ約350人のダンサー、先生、小鬼たちと一緒に時間を過ごす来日セミナーになっていたと思います。 来日セミナー自体は3月1日に東京で行われる、行われた? 教師のためのバレエ解剖学講座からスタートするのですが、 その前にDLS公認スタンスインストラクター3期生の最後の授業と実技試験があり、 アドバンストコースの試験もあり、 東京と札幌セミナーの間では、小鬼合宿もあります、ありました?   なんだか、過去形でお話するべきなのか、未来形でお話するべきなのか分からなくなってきました… 今日は来日直前の真夏のメルボルンにいる佐藤愛が、 スーツケースに6週間分の荷物を詰めながら、ワークライフバランスを考えてみました。 ワークライフバランスというと、学生は関係ない感じに聞こえるかもしれませんが、 勉強とバレエの両立という風に見ることも出来ると思いますし、 学生という時間が終ってしまえば、みんな必要になると思うので聞いてみてね。   ワークライフバランスの悩み お仕事と家族とか、自分の時間と家族や仕事との時間とか。 ワークライフバランスで悩んでいる人は多いと思うんです。 特に女性。  …

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DLSポッドキャスト epi502 思春期についてバレエの先生&保護者が知っておきたい事

思春期の理解ちゃんとできていますか? 思春期は身体的な成長だけでなく、認知や感情、社会的な発達も重要な時期です。 思春期ダンサーの心と体の変化を理解し、レッスンでの支援方法や注意点、スタジオに導入できるアイデアをお話しました。 大人が理解し、適切なサポートを提供することで、ダンサーの健やかな成長と夢の実現を応援しましょう。 Transcript こんにちは、DLSの佐藤愛です。 今日のポッドキャストでは、思春期についてバレエの先生&保護者が知っておきたいことについて、 The Dance health Alliance of Canadaの資料と共に見ていきたいと思います。   実は、思春期ダンサーというテーマをより深く掘り、心と体の変化を理解しながら、 どうやってレッスンでサポートしていくか、何に気をつけたらいいか、どんなアイデアをスタジオに導入できるか? を考えたシークレットライブが2月に行われていました。   シークレットライブとは、DLS教師のためのライブラリ1年会員さん達だけが参加&録画に1年間アクセスできる授業のことね。 その授業から1ヵ月半が経った今、復習のためにもポッドキャストで少しだけカバーしたいなと思ったんです。 ライブラリ1年会員の皆さんは、録画に1年間アクセス出来るようになっていますから、 見逃してた!という方から、今日のポッドキャストを聞いてもう一度復習しておきたいなと思った人は、 特設サイトからご確認くださいね。 2024年1年アクセスが出来るため、今からライブラリ1年会員になる人もアクセス出来ますよ。 でもその話は今は置いておきましょう。   知識があれば、サポート出来るダンサーが増える バレエ学校で10年以上12~20歳くらいの子達と仕事をしてきた経験から、 私は思春期の子供達と上手く向き合えてると思っていました。 ところがシークレットライブの準備のために、リソースペーパーを読んでいたら、…

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DLSポッドキャスト epi501 直感で決める時 VS 立ち止まるべき時

大きな決断を迫られる場面ってありますよね。 今回は、「直感で決める時 VS 立ち止まるべき時」をテーマに取り上げ、 バレエの世界で直感と冷静な判断のバランスがいかに重要か、そのポイントをお話しました。 生の舞台でのアドリブや指導者としての決断において、 直感と冷静な判断の使い分けがいかに必要か、ぜひお聞き逃しなく! Transcript こんにちは、DLSの佐藤愛です。 今日のポッドキャストでは、「直感で決める時 VS 立ち止まるべき時」という なんだかバレエと全く関係のないような題名でお送りします。   直感で決めるとは、「お、これいいな」的な感じ。 深く考えず、ビビッと感じたものに対して走る感じ。 逆に立ち止まるべきというのは、言葉通り 良いなと思っても、一度立ち止まり「本当に必要かな?」と考える感じ。   結論からお話すると、どっちも必要で、 特にダンサーや先生は、どっちにすべきかの判断方法を知っておきたいですよ、となります。 はい、では今日のポッドキャスト終わり!となりませんから この2つの考え方とダンサー、そして先生がどう関係するのか?を紐解いていきましょう。   直感で決める大切さ 直感で決めるというのは、素晴らしい技術です。 そう、技術なんですよ、これも。 特に生の舞台で踊っている時、アクシデントがあることがあります。 使うはずの小物が開かない、壊れているとか 舞台裏で何か問題があり、パートナーが舞台袖から出てこない バリエーションの音楽が出てこないとか、違う音楽が流れてしまうなんてこともあるでしょう。  …

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DLSポッドキャスト epi500 祝500エピソードと幻の第1回目

今回は500回目のエピソードであることを祝して、 現在は公開されていない幻の第1回目のエピソードを振り返りながら、 「徐々に学ぶ」について考えました。 誰でも最初の1歩はあります。間違った事をやっていた過去もあります。 大切なのは最初から完璧にすることではなく、徐々に学びながら常に自分を成長させることではないかと思います。 Transcript こんにちは、DLSの佐藤愛です。 新しいイントロ、いかがでしたか? 慣れるまでにちょっと時間がかかるかもしれませんが、 記念すべき500エピソードを境にイントロとカバー画像を変更してみました。 そう、今日のエピソードはエピソード500、500週、金曜日にポッドキャストをお送りしてきたことになります!   カバー写真の変更はこれで、4回目。 今見たらどうしたこれ!?というような、ピンクと白の画像で、私の写真ではなくバレエダンサーのシルエットがついているものでした。   Done is better than Perfect という言葉がありますが、完璧を目指すよりも、終わらせろ!という意味ですね。 これは、DLSの隠れモットーのようになっています。 私はBマイナスで出せ、という言葉を使う事が多いですが。 こちらでは、A+が完璧、そこからA、A-、B+というようにマーキングされます。 なので、Bマイナスというのは、70点くらいのこと。   イラストも、語彙も、デザインも完璧になってから1冊の本を出すよりも、誤字脱字があっても出した方がいい。 これに賛成してくれる人がどれくらいいるか分かりませんが、 1冊目を出したから、2冊目のオファーが来たし、1万冊以上がダンサー達の手に届き、 スタンスワークショップで3桁に渡るダンサーに指導が出来て、インストラクターコースが出来た。…

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DLSポッドキャスト epi499 ポッドキャストを500週続けた結果

今回は、500週も続くポッドキャストの舞台裏に迫ります! 継続の重要性はどこにでも通じます。 ポッドキャストがどのようにDLSビジネスを生み出したか、そして10年間の歩みを楽しみながら振り返ります。 さらに、累積的な結果についても考えてみましょう。 一度の努力が、どれだけの影響を与えるか、皆さんも感じてみてくださいね。 Transcript みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?   ダンサーズライフサポート、通称DLSは”生徒の安全と将来の健康を第一に考えるレッスンを「当たり前」に。”を合言葉に、 元オーストラリアの政府認定バレエ学校専属セラピスト兼、セミプロフェッショナルレベルのダンサー向けエクササイズ、解剖学とケガ予防のクラスの講師を担当してきた佐藤愛が、 大好きなバレエを心ゆくまで続けたいダンサー、バレエの先生へ情報をお届けしています。   今日のポッドキャストでは、ポッドキャストを500週続けた結果について、DLSビジネスの裏話をお届けします。 いつものポッドキャストのようにバレエの話とはちょっとずれるかもしれないけど、 継続というテーマは、様々な所に使えるはずですから、是非最後まで聞いてくださいね。   まー正確には今日のエピソードでポッドキャストを499週続けた、が正しいのですが、 来週のポッドキャストでは、今では聞くことが出来ない、幻の第一回目エピソードの一部をお届けして笑っちゃおうと思っているので、 1週間早く、500週のリフレクションをしてみたいと思います。     昔メルマガに書いたこともありましたが、DLSがスタート出来たのはポッドキャストのおかげなんです。 サイトを作る方法も、ブログを書くことについても、 書いたブログをSNSでアップするという事も、 全て仕事に向かう車の中やトラムの中で聞いていたポッドキャストから学びました。 そして2014年、DLSが1年経った時に記念としてポッドキャストを始めたんです。 ということは、今年2024年はポッドキャスト10周年となるんですよね!   毎週金曜日、体調不良で休んだことが1-2回あるか、ないかくらいで続けてきましたので、 ほぼ500週毎週やってきた、と言っても過言ではないでしょう。…

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DLSポッドキャスト epi498 ローザンヌ国際バレエコンクールでも足を見る

今回は、公式競技手順を通じて、ローザンヌ国際バレエコンクールの裏側に迫りました。 大きな国際コンクールで求められるダンサーの資質を考察します。 ビデオ審査からポワントまで、基礎の重要性や準備の必要性について探求し、バレエ界への理解を深めます。 将来を守り、安全に進むために、バレエに真摯に取り組むすべての人に役立つ内容です。 Transcript みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?   ダンサーズライフサポート、通称DLSは”生徒の安全と将来の健康を第一に考えるレッスンを「当たり前」に。”を合言葉に、 元オーストラリアの政府認定バレエ学校専属セラピスト兼、セミプロフェッショナルレベルのダンサー向けエクササイズ、解剖学とケガ予防のクラスの講師を担当してきた佐藤愛が、 大好きなバレエを心ゆくまで続けたいダンサー、バレエの先生へ情報をお届けしています。 今日のポッドキャストでは、ローザンヌ国際バレエコンクールでも足を見るよ、という話をお届けしたいと思います。 まー皆さんがこのポッドキャストを聞いてくださっている時には、 今年のローザンヌも終わっている事でしょう。 ですが、私はまだ1月、来日前にポッドキャストを事前収録しております。 なので結果などは分かりませんから、その話ではございません。 そうではなくて、ローザンヌ国際バレエコンクールの審査情報を分析してみようという話です。     コンクールに出る人だけでなく、誰でも公式サイトから審査情報を手に入れることが出来るってご存じでしたか? しかも国際バレエコンクールという名前の通り、日本語も含めて様々な言語に翻訳されている情報を見つけることが出来ます。 今日は誰でもアクセスできる「2024年版 競技手順」を読んでいきましょう。   まずはご存じのように予選となるビデオ審査ですよね。 実はその前に健康診断があり、ドクターからのレターが必要なんですが、 健康じゃなければ踊れないという、当たり前の事実と、 踊れない人は必要ない、というバレエ団やスクールの考えは分かると思うので飛ばしますね。   ビデオ審査のスタートは、素足で行うウォームアップだという事はご存じでしょうか? 手順には バーを背にした形で立ち、1番からのウォームアップからスタートする。…

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DLSポッドキャスト epi497 何歳からでも解剖学をレッスンに取り入れて!

バレエ解剖学は何歳から取り入れるべきでしょうか? 短い答えは「何歳からでも」です。 幼稚園生から大人まで、バレエを始めるあらゆる年齢層になぜ解剖学が重要なのかを解説しました。 幼少期から体の土台を築き、大人になっても理解を深めることで、バレエの技術向上やケガ予防につながる理由を探ります。 バレエを愛するすべての方に必聴です! Transcript みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか?   ダンサーズライフサポート、通称DLSは”生徒の安全と将来の健康を第一に考えるレッスンを「当たり前」に。”を合言葉に、 元オーストラリアの政府認定バレエ学校専属セラピスト兼、セミプロフェッショナルレベルのダンサー向けエクササイズ、解剖学とケガ予防のクラスの講師を担当してきた佐藤愛が、 大好きなバレエを心ゆくまで続けたいダンサー、バレエの先生へ情報をお届けしています。     今日のポッドキャストでは、何歳からでも解剖学をレッスンに取り入れることが出来るよ!という話をしていきたいと思います。 もちろん、DLSでは「教師の為のバレエ解剖学講座」というように先生が指導で使うための解剖学講座をお届けしていますし、 この講座は先生だけでなくダンサーも受講できるよとは言っても、高校生以上とお願いしています。 まー中学3年生で来年バレエ科のついたハイスクールに留学する予定ですという子がいたら、どうぞ参加してくださいね。   日本語でも難しい解剖学だから、英語や外国語になると数段壁が出来てしまいます。 だから留学を考えている子達は日本語でやっておいた方がいい。 私の指導していたバレエ学校の様に解剖学授業があるバレエ学校も多いですし、 先生によっては、解剖学用語を混ぜ合わせて指導する人も少なくありません。   特にバレエ学校レベルになってくると、先生は動いてデモンストレーションしてくれないから、 言葉だけを聞いて、動きや注意を想像出来るようにならないといけないわけですよね。 もちろん現地でケガしたときに、病院に通訳さんがついて来てくれたとしても、 解剖学用語への理解がないと、完全に理解は出来ないでしょう。 通訳さんの仕事は通訳であり、医学英語や解剖学用語をバレエダンサーが分かるように説明する事ではありませんから。   なので、留学体験者、そしてバレエ学校指導者だった経験から、…

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