ロイヤルバレエ団ダンサーから学ぶバレエ英会話

 

今ケガしているダンサーから、バレエ教師、そして大人バレエトレーニーさん達からもポジティブなフィードバックをたくさんもらったDLS8周年記念のインタビューシリーズ。

 

  • こんな人でもケガしてるんだと思うと、自分のケガと向き合う勇気になった
  • 男性ダンサーの本音が聞けた
  • リアルなボリューム満点な話を聞けた!

という声と共に多かったコメントが

「英語の勉強になりました」

というもの。

 

↓シリーズ1つめはこちらから

 

 

確かに、

  • バレエ留学したいから、英語勉強しないと!
  • バレエ医学の論文はこちらです(英語)となっているのを読みたい!

と思っても、学校の授業で習う内容だとつまらないですよね。

 

How are you?

I’m fine thank you, and you?

というフレーズは英会話クラスの最初で習うようですが、こんな言葉で話している人と会った事はございません。

逆にオーストラリアに来てから学んだことは「I’m fine」で返すと言い方や表情によっては反抗期の返す「うるさいなー大丈夫だって」という感じにとられてしまうこともあるし、

目上の方とか、インタビューシーンでは使われません。

 

例えばバレエ学校のオーディションであるインタビューなどで

「How are you?」

と聞かれたら

「I’m well, than you for asking」

の方が無難。

 

「I’m very well, thank you for taking time for me today」

と返せたら上出来です。

 

今日はビデオシリーズサブタイトル(字幕)を使って、バレエダンサーっぽい言い方や、会話でよく見る表現を勉強してみましょう。

バレエ留学を考えている人は必見です!

 

自己紹介で使える英会話

面談やインタビューではもちろん、一緒に踊るゲストダンサーとの会話でも絶対に含まれてくる自己紹介。

結構決まったフレーズがあるので覚えておくと便利です。

 

For those that have not met you before could you please introduce yourself to begin with?

まだお会いしていない視聴者の皆さんのために自己紹介から始めてもらえますか?

introduce yourself?で自己紹介してくれる?になります。

面談の最初に、もしくは学校のオリエンテーションディとかで出てくることが多いので、自己紹介がスラスラ出てくる練習をしておきましょう。

 

 

Sure. My name is Benjamin Ella. I’m a soloist with the Royal Ballet here in London.

もちろん。ベンジャミン・エラです。ロンドンの英国ロイヤルバレエ団でソリストです。

Yesで返してもいいんだけど、sureの方がフレンドリーな感じになりますね。友達同士でしゃべる時はsureで大丈夫。

 

バレエ団”ソリスト” という言葉は日本語英語です。

本当はsoloist、ソロイストなんだけど、イとSが隣同士になっているため一緒に聞こえるからソリストになったんではないか?と勝手に思っています。

 

I’m from Australia, half Filipino. but I’ve been here, over in the UK for over half my life now. 

オーストラリア出身で半分フィリピン人ですが、UKに人生の半分はいます。

どこどこ出身です、で使うI’m fromという言葉。

日本人です(I’m Japanese)、でもいいかもしれませんが、

国際社会の今、人種と国籍は別だという理解をしっかりとしておくと無意識に差別(と取られる)言葉を発しなくて済みます。

 

私の場合は

I’m originally from Japan, but I’ve been in Australia for over half my life now

元々は日本出身だけど、人生の半分以上はオーストラリアに住んでいます。

となりますね。

 

ここまで勉強したら、再度インタビュービデオを見てみて聞き取れるかチェックしてみましょう!

バレエダンサー生活で使える英会話

バレエ用語をバレエをやっていない日本の人にお話しても通じないように、英語が母国語の人でもバレエ用語はちょっと特殊です。

つまり、英語の参考書には載っていないだろうから、一緒に見てみましょうか。

 

 

Actually it’s funny you called me today is the last day of the season and, I’ve missed the last bill ’cause I hurt my foot but not too badly. 

奇遇だけど、電話している今日がシーズン最後の日なんだ。実は足をケガしたので最後のビルには出ていないんだよ。

funnyというとハハハ!な感じのコメディアンな面白い、に感じるかもしれないけど、どうみてもこの文脈では「今日電話が来て草」にはならないでしょ?

(草の使い方これでいい?wの意味で「笑」なんでしょ?)

It’s funny~という場合、偶然にも、とか奇遇にも、なんて感じでいつもとは違うという意味をあらわすんですね。

 

The last day of the seasonをそのままグーグル翻訳かけると「今日が最後の季節なんだ」みたいになっちゃいますが、

バレエダンサーのシーズンは舞台シーズンを指します。

スワンレイクシーズンだったら、白鳥の湖を公演している期間を指すし、ロイヤルの場合は今年のダンスシーズンという意味で使われるみたいですね。

 

Bill=明細書、請求書という意味なので「i’ve missed the last bill」だったら一番最新の請求書を払い忘れた、となってしまうんですが、

もちろんここでもバレエ用語である、「トリプルビル」「ダブルビル」の”ビル”ですね。

という事は、今シーズン最後の舞台に出られなかったという意味だと分かりますね。

 

 

I basically slid into the wing in one of the shows and bruised it really badly.

ステージで袖にはける時に滑って、足をひどく打ったんだよね。

舞台の話をしている場合、wingは羽じゃなくて舞台袖になります。

これは知っている人も多いかな?

 

 

 We have been rehearsing but we still have to social distance and wear masks and things.

でもリハーサルはしているんだけどソーシャルディスタンスはしてるしマスクはしないといけないし。

リハやってるよ!というように、リハーサルが名詞で使われることしかないと思うんだけど、英語ではリハースをする(rehearse)として使われることも多くあります。

 

ダンサーのケガで使える英会話

ケガの説明をされる・するときの英語もちょっと専門用語が多いですよね。

ケガのセクションはパート2のビデオから抜粋しました。

こちらを読んだ後に見てみると、聞き取れる単語が増えているはずですよ!

 

 

Stress fractures are not good and I think the key with that is just knowing how you can avoid it because you don’t want to get to that point.

疲労骨折はよくないから、カギはどうやって予防するか。疲労骨折にはなりたくないんだよ。

stress fracture=疲労骨折です。

その前の段階、骨折は確認されていないが、骨にストレスがかかっている疲労骨折一歩手前のケガをstress reactionと言いますが、私は的確な日本語訳を知りません。知っている人がいたら教えて!

 

avoidは回避するという意味ですね。どうやってケガを回避するか、という意味。

お医者さんやPhysioに手術をしないで済むためにはどんな治療やリハビリをしたらいいのか?を教えてもらう時は「what can I do to avoid the surgery?」と使えます。

 

 

You know you underreact and then maybe you’re off for a year, right? You overreact and you could prevent a long term injury.

痛みを無視していたら1年くらい休まなければいけなくなってしまう。痛みからすぐに行動に移せば、長期にわたるケガを防げるかもしれない。

a long term injuryとは長期にわたるケガ、慢性のケガという意味です。

termとは期間を指す言葉で、学校の場合一学期をfirst termとも言います。

さっき勉強した言葉を使うと

「I really need to avoid a long term injury because I have good role in new season‘s bill

=いい役を次のシーズンのビルでもらったから、長期にわたるケガは本当に避けないといけないんだ!

と言えます(そんなフレーズを使うかどうかは別として…)

 

 

 

I mean I think in general it’s probably better to overreact than underreact, especially when it’s something like a bone injury.

ただ大体のケガは、無視するより大げさにでも対応した方がいいとは思うけどね。特に骨のケガの場合は。

bone injury、もしくはbony injuryなんて言われることもありますが、これは骨折をはじめ、骨のケガ全体を指す言葉です。

stress reaction、疲労骨折、だけでなく骨挫傷や骨膜炎など骨にはいろいろなケガがあります。

 

 

Two months dancing on a possible bone injury is, hate to say it, but probably too late. But if it’s just started you can manage it, maybe you missed some things, but maybe not.

こういうのは嫌だけれど、2か月骨のケガがあるかもしれない上で踊っていたら手遅れだよ。痛みが始まったばかりで、ちゃんと管理出来てるならちょっと踊れないかもしれないけど、いやそんなこともないかも。

I hate to say it but…とは言いづらいけど、こういうのは嫌だけど…でも言う!という時に使う言葉ですね。

ポジティブなシチュエーションでは聞かれないので、この言葉を聞いたらネガティブ、悪いニュースなんだろうなと心の準備をどうぞ。

 

manage itのマネージは、マネージャーと同じ意味で管理

ケガを自分で管理できる=ケガの治療やリハビリが自分の力でどうにか出来るという意味です。

痛みがあるのに、無視して放っておくことではないです。

 

 

You could still kind of dance with it, but you just have to really manage your workload; the amount of jumps that you do.

踊り続けられるかもしれないけど、ワークロードをしっかりとコントロールしないといけない。ジャンプの量とかね。

さっきも出てきたmanageの違う使い方ですね。さっきは文脈からIt=ケガだったけど、今回マネージするのは自分のワークロード、つまり生徒ならば練習量、プロだったら仕事量を指します。

彼の場合はジャンプ量ですが、女性だったらポワントで踊る時間などもワークロードとなります。

 

この部分はケガの種類、場所によって変わってくるのでmanage your workloadと治療家に言われた場合「for example?」と聞き返しましょう。

難しくせずに、語尾を持ち上げたらオッケーです。

具体的に片足ジャンプがダメなのか、全体量を減らすのか、ルルベがダメなのかなどを聞き出してください。

 

 

It is difficult when you’re a student, when the whole year leads up to the end of year show.

バレエ学校生徒の時は難しいよね、その1年年末公演のために頑張ってきていたら。

年末公演のことをthe end of year showと言ったり、end of year performanceと言ったりします。

どっちも同じことを指すのですが、学校によってみんなが使う呼び方があることが多いですね。

私が働いていたバレエ学校ではperformanceの方が一般的でした。

 

But you’ve got to think well “if I push myself for this one thing, but miss my first year in professional company”  that’s, I’m not sure if that’s such a good payoff.

でもそこで「ここでやり過ぎたら、プロ生活1年目がなくなるかもしれない」って考えないと。それじゃ無理が報われるとは思わないな。

push myself、自分を追い込む、努力するという意味ですね。

もし先生にyou need to push yourselfと言われたら、クラスでもっと頑張らないといけないという意味です。

その場合、今回のインタビューシリーズやDLSのSafe Danceセミナーで学んだように「賢く」自分をプッシュしましょう。

 

 

It’s important to really think about the pros and the cons. Short term and long term.

メリットとデメリットをしっかりと考えるのは大切だよ。短期だけじゃなく長期も。

日本語ではメリットやデメリット、と言われますがこの言葉を英語圏で聞くことはありません

メリットとデメリットを見極めるという場合はここであるようにPros and consを比べると言います。

advantages and disadvantagesと言われることがありますが、発音的にもpros and consのほうが言いやすいですよね?

 

バレエ英会話で大切な事

バレエ留学の後、こちらで勉強を続け、現地の子たちの試験内容をチェックする仕事もするようになって気づいたことがあります。

 

ネイティブだからって完璧に英語が話せるわけではない!

(私の旦那は生粋のオーストラリア人ですが、me too!をme to!と書く。何度注意したことか!)

 

日本語でもそうでしょ?

私がオニカツ(インスタライブ)でお話しているとき、全てを聞き取ることはできませんよね?

解剖学の分からない言葉、バレエステップの聞いたことがない名前、そして滑舌が悪くて聞き取れなない部分。

そういう場合、「もう一度言ってください」とか「説明してもらえますか?」って聞き返しません?

 

それでいいの。

発音が完璧でなくても、文法が完璧でなくても言葉は通じます。

喋る方は特に(読む方は難しいけど、それでも新聞読むときにすべての単語が分かっていなくてもなんとなく意味が通じる、というのと同じ傾向はある)。

 

ただ、言葉が話せれば話せるほど、コミュニケーションが取れます。

伝えたい、理解したい、という気持ちがあれば知っている単語を組み合わせる事が出来ます。

日本語でさえ、質問が出来なかったり、会話が出来ないなら英語でも無理です。

 

英語も、バレエも、人生もpeerfectを目指すのではなく、better than beforeを目指してくださいね。

 

→ダンサーが質問が下手くそだと困るよって話

→会話力、英語、留学について

→バレエ留学に必要な英語力について

→痛みを説明する英単語を勉強しよう

 

Happy Dancing!

 

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    DLS教師のためのバレエ解剖学講座モジュール1&2を受講された方々向けに、毎月ダンサーに見られやすいケガ予防とレッスンの作り方についてを勉強する「教師のための月一勉強会」があります。

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