インストラクターコースの資料希望者が過去最多の100人を超えました。
10ヶ月という長期間継続して行われるこのコース。多くの人にとって大きな挑戦です。
ただ、前に進みたいなら、失敗してもリスクが少ないところから、完璧でない一歩を踏み出すことが
成長の極意だと思います。
私と一緒に新たな挑戦への一歩を踏み出してみませんか?
Transcript
DLS公認スタンスインストラクターコースの4期生詳細が配られ、
ついに4期生申込に向けて本格的に動き始めてしまった感から戦々恐々としている佐藤愛です。
もちろん、来日セミナーから、つまり今年の2月から
インストラクターコース4期生についてはお話していたんですけど、
「詳細は後でね」みたいな感じだったのでまだ逃げられた感があるんですよね。
「一応予定しているけど」みたいな。
だけど資料希望者が過去最多の100人を超えてから
あーこれはちゃんとやらないと!という気持ちになって、
5月1日に資料を配布し始めてからは、Point of no return、戻れないところまで来てしまった!
という感じがあります。
4期生をスタートするのが嫌だからではないですよ。
でも、DLSがお届けしている全てのクラスの中で、インストラクターコースが一番長い10ヵ月以上かかるものなんです。
参加する人達はもちろん、私もDLSチームも生半可な気持ちではいられない大きなコースです。
腹を括って、生徒の安全と将来の健康を第一に考えている小鬼希望者たちに
最高の学びの場を提供すべく、私も今月気合を入れております。
インストラクターコースもそうですし、来日セミナーも
オンラインエクササイズクラス、ボディコンサークルもそうですが
「上手な人達がいっぱいだろうから不安」
「私なんかがついていけるか心配」
という声を聞きます。
このテーマについてはすでに
エピソード492「ついていけるか心配…という心理とダンサー」というポッドキャストでカバーしていますよね。
その際に
- ついていけるか心配
- 私でも参加してもいいか心配
- 足を引っ張らないか心配
と思っている人達がいたら
- 学びたい気持ちがあるなら、参加する。
- 上手くやる事がゴールではなく、学ぶことがゴールであると思い出す。
そして
- 大切な生徒さん達の為に勉強しているんだという目的を忘れない。
とするといいんじゃないかな、と思います。
とお話しました。
ちょっと前の話になりますが
エピソード446 「上達の早道と事実は1つだけではないかもしれない話」では
「上達するには行動を起こさなければいけない」とお話しました。
そこでは
- 練習する人 VS 練習しない人
だったら、練習する人が上達します。
もちろん、
- ただ漠然と練習する人 VS しっかりと考えて練習する人
だったら後者が上達します。
- 漠然と練習する人 VS 何もしない人
だったら前者が上達します。
と皆納得してくれると思う事をお話しました。
そして、分かっているのにやらないのは何故なんだろうか?と考えた時、
行動をとらない人達は、かぼちゃの馬車を待っているからではないか? とお話しましたね。
かぼちゃの馬車を待つとは
- 誰かが選んでくれるのを待つ(例:下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる…みたいにコンクールに出る人達)
- 誰かが代わりにやってくれるのを待つ(例:痛みが出るたびにOO先生に診てもらう「だけ」で間違ったテクニックを直そうとはしない)
- 特効薬が出てくるのを待つ(例:難しい解剖学じゃなくって、これだけやってればターンアウト出来る、甲だし出来る、みたいな商品にとっかえひっかえ手を出す人)
- 相手が分かってくれるのを待つ(例:古い指導や生徒の声を聞かず、私がやってきたことの”良さ”が分かる人だけ贔屓する先生)
- 勉強に集中できる理想のタイミングが来るのを待つ(例:今年は忙しいから、今は大変だから、タイミングが合わなさそうだから…と学びを後回しにする)
みたいな感じ。
全てにおいてキーポイントは
- 自分以外の何かが
- マジカルに
- 理想の結果を持ってきてくれるのを
- 待つ。
この最後の「待つ」という部分が行動なので、結果練習したら上達すると分かっていても「待っている」んですよね。
もちろん、理想の世界では、正しい努力を1回だけしたいですよね。
だけど、100%準備してからスタートは現実的に不可能です。
正しいピルエットの姿勢を教えてもらったとしても
自分で練習しなければ、身につけることは出来ません。
そして、初めてピルエットをする場合、正しく出来なくて当たり前です。
自転車に乗る練習をしていたら転ぶこともあるし、
いっくら長い時間練習しても、発表会当日緊張して間違えることもあります。
だからといって
自転車に乗ることを諦める?
発表会はやらないでおく?
そうはならないよね。
安全な道で、保護者が見てくれるところで自転車に乗る練習をするだろうし、
失敗しても、大けがをしないような振付で発表会にでるところからスタートするでしょう。
舞台経験がない人が、いきなりポワントでプリンシパルが踊るレベルのバリエーションをやらない。
長年培ってきた強さがないならば、グランパドドゥは手を出さない。
でもそれは、一生バリエーションやパドドゥが踊れないのではありません。
前に進みたいなら、失敗してもリスクが少ないところから、完璧でない一歩を踏み出す。
これが成長の極意なのではないでしょうか?
ラッキーなことに、DLS公認スタンスインストラクターコースでは
今いる生徒さんを危険にさらすことなく、お互いに練習しあい、失敗しながら成長する事が出来ます。
しかも、世の中に星の数ほどある、殆どが英語で書いてある論文を読まなくても
海外のバレエ団で研修しなくても
海外のバレエ学校で10年以上、500人以上の生徒を見てこなくても
それらすべての情報や経験が詰まっています。
- 体調不良で授業に出られなくても、録画が残っているとか
- アセスメント提出日と発表会が重なっていても、延長出来るとか
- 自分で勉強しなければいけないオンライン授業後に、直接質問が出来るファシリテーターがいるとか
様々なサポートがついています。
でも
- 4期生コースに申し込んでも、私が代わりに勉強はしてあげません。
- 私が代わりに時間を作ったり、調整したり、家族にお願いしたりは出来ません。
- 授業で分からないところがあるから困っている、という表情を作ってzoomの画面で待たれていても、助けてあげません。
自分から行動を起こすまでは。
ただ、「行動を起こしたいけどどこからやったらいいのか分からない」という場合は
- OOをみなしてみて
- XXを試してみて
とアドバイスする事が出来ます。
そしてすべての実技試験に「改善点」が書かれていますから、
試験結果に関係なく、次に自分が出来る行動が示唆されています。
自分から行動を起こせば。
来週の火曜日、5月14日朝9時から無料説明会が行われます。
4期生のスケジュールなどの詳細、そして無料説明会へのリンクや動画をご希望の方は、こちら!
クラスで一番でなくても、
バレエ歴や指導歴、スタジオサイズや生徒数に関係なく、
完璧でない1歩を踏み出す勇気をもって、自らを変えていくため行動をとれる人、お待ちしております。
今週も最後までポッドキャストを聞いてくださってどうもありがとうございました。
また来週金曜日にお話しましょう。
Happy Dancing!