ダンサーの種子骨疲労骨折

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種子骨トップ

種子骨の疲労骨折があります。1昨年に左足、去年には両足の種子骨を疲労骨折してしまい、1年以上バレエを踊ることが出来ていません…


まず最初に種子骨、sesamoid についてお話ししましょう。

英語のスペリングからわかるように、ゴマみたいな形をした骨で、親指の付け根に2つあります。


何のためにこんなに小さな骨が足先にあるのでしょう?

しかも一番体重のかかりやすそうな親指の付け根!?

デミプリエした時にいつも床にぶつかっているじゃない!?


種子骨この種子骨の間を大切な足の腱が通っています。

つまり、腱が直接地面にぶつかって非常に痛い思いをするのを防ぐためのクッション、

それが種子骨なのですね。

 


ここでは素晴らしく簡単にこのケガと予防法を説明します。

全てをしっかり書いたら論文になってしまうので…

また怪我しているときはスペシャリストに見てもらい、これから先の文章はアドバイスだと思ってください。

親指の付け根に種子骨がある、と分かったところで1番ポジションに立ってみましょう


ダンサーの足クラスで、そして早割パッケージについてくるデミポイントシューズeBookで足の構造をしっかりとお話ししますから、

この記事が気になった人は是非セミナーに遊びに来てください。

足先を文章で説明するのは非常に難しいのです。(特にエクササイズ!!)

 


本来ならば、親指の付け根、小指の付け根、そしてかかとの骨に均等にかかっていなければいけない重心。

それが無理やりターンアウトをしたり、嘘のターンアウトをしていると親指に重心が移動します。

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(嘘だと思ったら、無理やりターンアウトしてみましょう。足首は前につんのめりそうですか?それとも後ろに落ちそう?)

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その嘘のターンアウト、そしてきれいに見せたいがために逆かま足(fishing)の練習ばかりしていると

(時々、バレエの先生が「このような足の形でタンジュしなさい!」とおっしゃるようですね。長期にわたる痛みや、骨の変形を考えるとスタジオを変えた方がいい気がいます)

足のアライメント

ジャンプの着地のたびに、

プリエを使うたびに、

ルルベに上がるたびに、

ポイントに立つたびに…

この可哀想な親指がたっぷり働かなければいけなくなってしまうのです。

 


踊っている時の足先にかかるプレッシャーは体重の4倍だと言われています。

たとえ子供のように20kgほどの女の子が踊るたびに80kgの重さが彼女の足にかかるというわけです。

さて、健全にトウシューズをはいて踊ってもいい年齢の生徒で体重が20kgなわけがありませんから

上で挙げた例は「一番軽くて80kg」という例です。


さて、体重を紙に書いて4倍してみましょう。見たことものない数字が表れましたか?

そして自分の足を見てみましょう。

トウシューズの先っぽを見てみましょう…

 


言いたい事が伝わったかと思います。

ダンサーの足が強くなければいけない理由、

それは物理的に100kg以上に耐えられる足が必要だからです。

そしてダンサーのケガの殆どが足に集中しているのもこのせいです。

 


話が逸れました。

種子骨の疲労骨折に戻りましょう。

「疲労骨折」の詳細はまた今度お話しするとして。

今知っておいてほしいことは「1か所に負担が集中することで起こる障害」だという事です。

(セミナーに参加してくださった方は覚えていますね、overuseはここに当てはまります)

上で挙げたように、間違ったテクニックでルルベを繰り返し、リハーサルを続ければ、この2つのゴマ骨は悲鳴を上げるというわけです。

100kg VS ゴマ×2

ゴマ、負ける。

疲労骨折自体は6-8週間程度で治ります。

ですが正しいリハビリをしていないと簡単に再発します。「使い方」が治っていないと、また同じところに負担がかかるからです。

 


では予防法は?

正しいテクニックを手に入れる。

事につきます。

具体的に言うと、

「自分の体重と踊りの量を支えられるだけの強さのある足を作る」

「股関節から正しい筋肉を使ってターンアウトを保てるようにする」

「重心の位置を正しくするために骨盤のプレースメントと背骨のアライメントに気を付ける」

それだけです。

骨盤のプレースメント(タックちゃんとダックちゃん)、大黒柱である背骨のカーブももうお話ししたので、まだ読んでいない人はそちらをどうぞ。

 


リハビリに関しても上で挙げた3つのことを向上する必要があります。

それにプラスして

ふくらはぎ(腓腹筋)を強くする、内転筋を強くする。

今までの踊りのスタミナに戻れるように心肺機能や大きな筋肉、体幹の筋肉を鍛える。

事が必要になってきます。

 


腓腹筋とヒラメ筋の違いがエクササイズ、ストレッチ法はダンサーの足クラスで、

内転筋のエクササイズはフロアエクササイズforターンアウトのクラスでお話ししますからここでは省きます。

 


スタミナ向上は、スイミングとエクササイズバイクがお勧めです。

両方とも足に体重を置かなくていいエクササイズですが、全身の筋肉を使いますし、心肺機能向上にももってこい!です。

今までのレッスンの時間分(例えば週に4回レッスンを受けていたら4回)このような全身のエクササイズを続ける必要があります。

足先のエクササイズは毎日行う必要があるでしょうし、

テーピングやパッド、普段履いている靴のチェックも必要です。


踊れないつらさは良くわかります。

私も両足疲労骨折しました。

ケガをしている時、お友達のレッスンしている様子を見たり、コンクールの結果を聞くことの辛いこと、辛いこと。

学校の友達はこの気持ちわかってくれないし、

先生に言ってもしょうがない…

ここまで来たらいっそのこと、完璧な体作りをめざし、

次踊り始めたら誰よりも強く、美しく、そして一生ケガをしない体を作る!という気持ちでリハビリに励んでください!


Dancer’s Life Support.Comはそんなダンサーの為のサイトですから、愚痴を言いに来ても大丈夫!(私にケガした!といっても発表会の役を下されることはないですしね。)

質問やつぶやき、大歓迎です。


Happy Dancing!

ai

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