湿布とダンサー

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湿布とダンサー

日本人生徒が留学してくるとよく見る光景。

湿布を貼ってレッスンに来る。

 

今日は湿布について勇気を出して書いてみます。

というのは、私、湿布についてよく知らないんです…知らないからリサーチしてみました。

 

湿布をリサーチしてみた

研究結果として使えそうなものが見つからなかったので、知っている人は是非教えてください!

私が見たところでは

  • 研究が大雑把すぎ(メソッドや種類、貼り方などが明記してなくて、研究結果がクリアでない)
  • 怪我の種類が色々すぎ(同じ怪我、同じ箇所、で調べているのではなく自己報告の痛みに対してなので効果がよくわからない)

というのがあったのであてにならなかったですが、探し方が悪かったのかしら?

 

ちなみにリサーチ、研究と言っても色々な質があります。

使えるリサーチはある程度人数を集めて行っており、

やり方が統一していて、比較的新しいものではないとちょっと信用できないかも。

 

消炎鎮痛剤の効果、というところでも考えましたが、それは湿布だろうが、塗り薬だろうが同じだし、

肌から吸収されるVS経口薬(口から飲む痛め止め)とどっちがいいのか?などもあまり出ていない。

 

もちろん、イブロプロフィンなど研究がある程度されている非ステロイド系消炎鎮痛剤 (NSAID )はあるし、ダンサーの治療の一部として、それらの摂取を勧めることはあります。

ただし!短期での服用であり、それと並行して治療・リハビリをしている時に限ります!

 

湿布が使われているところを見たことがない

ちなみに現場ではどうか?ということで。

バレエ団で研修した時も、ダンサーを治療する人たちのセミナーに行っても、

テーピングやら、痛め止めやらは使っているけれど、そして塗り薬は使っているところもあったけど(が、使っている専門家に聞いたら、よくわからんが効く気がする、と言われた笑)

 

私自身はバレエ学校で湿布を使ったことはありません。

生徒たちが冷えピタをトウパットの代わりに切って使っているのは見たことあるけど笑

 

効果があったら、リカバリーなどに使われているかな?と思って色々見てみましたが、売っているものをオンラインで調べてみても

  • 鎮痛剤
  • すーっとする感覚(メタノールなど)

以外、どんなもんがあるのかよくわからなかったです。

 

鎮静剤入りスプレーは私も舞台裏で最終手段として使うことがあります。

これは、痛い!だけど踊り続けなければいけない!!

というシチュエーションで、ダンサーが痛みのため踊りにフォーカスできなかったり、

突然の痛みでバランスを崩したりしないようにするために使ってます。

 

ただし、使うのは本番のみです。

だって、痛みをカバーしているだけで怪我を治しているわけではないから。

ただ、あとは3幕しか残ってない!とかであればその場しのぎに使います。

 

もちろんそのあとは、ちゃんと治療、スキャン、リハビリが必要です。

 

冷やしてね、というと湿布をする?

実際に私は湿布をした部分をサーモグラフィーで見たことがないのですけど、ネットで調べてみたら昔日本のテレビでやってたみたいですね。

湿布を貼った部分は暖かくなった笑

体温で、ってことなんですが、冷たく感じるというのはリップクリームにメントールが入ってるみたいなもんだから。

本当に冷やすんだったら氷嚢使ってください。

特に打ち身とかじゃなくって、ダンサーによく見られる深い部分を怪我している場合、

皮膚の表面を冷やしても意味ないっすから。

 

ちなみに筋肉痛に湿布、というのも何度か目にしましたが、

筋肉痛の原因が科学的に100%証明されていないんだから(そーなのよ!)、原因がわからないものを修復させることはできないのではないか?

確かに、痛め止めが入っている場合、痛みを感じなくなるだけで、よくなってるとは言えないし。

ただ、筋肉痛はだいたい48時間ー1週間で痛みが良くなるのを考えると、

その時間帯に痛み止めを貼っておけば、良くなったように見える現象が生まれるのはわかる気がする。

 

 

怪我をした原因を治さなければ意味がない

ということでレッスン中に湿布しても、レッスンの後に痛いなーというのを貼っておいても、

あまり意味がないと私は思うのです。

しかもさ、汗かくわけだからカブレるよね・・・

 

特に毎日痛い場合は、そんなの貼ってる暇あったら、専門家に診てもらいましょう!

ひどい怪我の痛みだけを騙しているだけだったら、湿布していても酷くなります。

痛みがない=ケガが治るではないからね。

 

プラシーボ効果ではないですが、それをやってると痛みがよくなっている気がする!という人はいるかもしれませんし、症状によってはそれが大事な時もあるかもしれません。

ただね、ごみは増えるから環境にはよくないよ笑

 

弱い筋肉は強くしないと強くなりません。

正しくないアライメントは湿布では治りません笑

使い方を変えなければダンサーの怪我は良くなりません。

これは絶対です。

 

ダンサーのリハビリシリーズはこちら

痛みを表す言葉を知っておこう

お医者さんにダンサーの痛みを説明する時に知っておきたいこと

 

Happy Dancing!

ai

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  • 湿布とダンサー”へのコメント

    • April 1, 2017 at 3:42 pm

      こんにちは。
      湿布、日本人は好きなんでしょうか…お年寄りもよく湿布しますしね。
      生徒が学校で、ねん挫すると必ずといっていいほど「保健室の先生が湿布してくれた」と言います。冷やして固定してくれたというのは稀です。
      ほかの怪我でもそうですが応急処置の仕方で治りも違うと思うのですが、困った実情です。

      Reply
      • April 3, 2017 at 8:59 am

        こんにちは、なんなんでしょうね、この湿布文化笑
        学校でも、医者でもそうやっていわれているので、それが普通になってしまうのでしょうね。
        そして海外に留学し、こっちではシップが手に入らないと分かると、トランクに山ほど詰めてやってくるのです。
        こっちのダンサーが使っていないのはなんでだろう?という思考回路にはならないみたいです。

        Reply

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