続 5本指タイツ 白黒つけよう?

5本指タイツの記事、とっても多くの人からメールやコメントをもらいました。

コメントは大きく分けて2つのグループに分かれ、

「やっぱり!!なんだか疑問だったんだよね」

というのと

「そんなーーーーーー」

っていうの。

 

そこで浮き彫りになったのは、「自分で考える力」でした。

なので今日は続編として、みんなからもらったコメントを使って考えていきます。

 

いつも黒白ハッキリではない

コメントをくれた人達が悪い、とか、自分で考えていない、って言っていません。

考え方の偏りが多く見られた、という事だけです。

 

5本指タイツはダメ!

じゃ普通のタイツは神!!!

アーチをサポートするためにできているのねー流石バレエ!

みたいな笑

 

とは言ってないだろ?ってツッコみます。

 

無理やりストレッチはダメ!=ストレッチ全体がダメ!

ではない。

無理やりターンアウトはダメ!=ターンアウトがダメ!

ではない。

 

でも同じように「外反母趾にいい、って聞いたから」という理由「だけ」で履いていた人も多くいたようですね。

体にいい、という言葉、日本人大好きです。

 

  • その理由は?
  • それが当てはまる人口(性別、年齢、職業など)は?
  • それをやってはいけない人(病気もち、ケガの種類、年齢)は?
  • それをやって生まれるメリットとデメリットは?
  • いい、ダメ、を自己チェックする方法は?

 

これらが分かっていないと宣伝文句に流されますよ?

バレエの立ち方ブックP21にも書いたけど、外反母趾って色々な種類があるんですから!

 

この記事でも書いたけど、

目で見える筋肉=鍛えるべき筋肉

でもなければ、

お医者さんが言っていた=バレエ界の常識

でもないわけ。

 

例えば、5時間スワンレイクのコールドリハがあって、

その後足を解放させてあげたい!から5本指ソックスでクールダウンとかさ。

それは理由が分かるじゃない?

シチュエーション、自分の体の癖、リハの量、過去のケガ…

 

すべてが白黒じゃないんですよ。

自分で体を理解する

この手の質問もありました。

5本指に分かれているランニングシューズは!?

 

これは、私の専門分野ではありません。

なのでこっちのクリニックの人達に聞いたところ、あまりお勧めじゃないけど、

「それが好きならば、そして問題がなければいいんじゃない?」

という事でした。

 

ここ大事。

「自分が好きである」

ー情報に流されるのではなく、履いた時、履かない時で違いがあり、

しかも

ー痛み、問題に繋がらない。

 

バレエで良いといわれている=すべてのスポーツで一緒、でもないからね。

逆もそう。ある種目(例えば新体操)でやっている、いいと言われる=バレエで使える、でもない

スポーツに特化するというのはとても大事だし、

成長期の体VS大人

趣味で週1度レッスンVSバレエ学校で毎日5時間

も違う。

それはみんな、分かるでしょ?文字にすれば。

 

エクササイズも、トレーニングも、レッスン内容も、食事も、睡眠も

そして自分の将来(進路)も。

 

誰かがいいよ、て言ったから「だけ」ではダメだと思う。

自分のチョイスに責任を持つ必要はあるけど、「選択」であることに間違いはないのだから。

 

 

気持ちいい、を客観的にチェックしよう

5本指靴下、気持ちいいから好きなんです

という声もたくさんありました。

 

でもさ、ストレッチも気持ちいいんだよ?だけどレッスン前はデメリットが多いからやらないよね?

チョコレートを食べるのも気持ちいいんだよ?だけど、栄養素はどうだろうか?

 

ベッドでゴロゴロしているのも、嫌いな授業をさぼるのも、気持ちいいんだよ?

でもそれで自分の夢を叶えていると胸を張れるかな?

 

もらったコメントで、

  • 5本指ソックス好きだけど・・・そーいえば外反母趾に悩んでるな
  • 5本指ソックスにしろと言われたけど・・・膝のケガしたな
  • 5本指ソックス好きで履いてる子がいたな・・・11か月にわたるケガをしてるな

なんて気付きもあったよう。

 

「習慣」は気持ちいいのです。

慣れない事は気持ち悪いのです。

だから癖は治りづらいのよ。

これは人間がサバイバルする時に必要でした。

でも、そういう脳内の感覚があるって知っていたら「気持ちいい」だけでなく

何が、どうしていいのか?と客観的に考えられるんじゃないかしら。

 

 

考える材料にしてください。

 

知識は大事

これはほんとーーーーに思う。

 

体の声を聞け、っていうのは簡単だけど、やるのは難しいでしょ?

だからその感覚を「育てている」間は知識が助けてくれると思う。

 

記事の後、5本指タイツを作っているメーカーさんで働いていた人からメールが来て、

今回の愛さんのブログ「5本指タイツはバレエに役立つのか」でその「なぜ?」の部分を教えて頂き、なるほどと納得できました。

(中略)以前愛さんとメールでお話ししてから、(というかセミナー内で話が上がってから)、5本指タイツについて私の中でずっとモヤモヤしてました。
ダンサーをサポートする会社が何故そんな怪我に繋がるような商品を出してしまったのだろうかと。
商品が作られたので、販売スタッフは疑うことなく販売する。
消費者は販売しているものだから良いものだと思って購入する。
そして、それを愛用したダンサーがケガをする。
でもその原因の一つがタイツだとは作り手も、販売側も、ダンサーも知らない。

 

ここで皆に知ってほしいのは、メーカーさんが「あえて」ケガをしそうな道具を作っているわけではない、という事です。

バレエ用品を扱う人は、バレエ人口がケガで落ちちゃったら困るでしょ笑

そこに就職するってことは、バレエの世界に携わっていたいという気もちがあるからこそ。

つまり、みんなバレエへの愛情はあるんだと思います。

 

(そうは言っても、トウストレッチャーっていうやつのセールスマンで、

ケガするって知っているのに売っている人がいることを私は知っている・・・)

 

2018年1月の先行予約イベントでもお話しました。

ケガをさせたいバレエの先生はいない。

ただ、知識が足りない。そして知識を得ようとしないのはバカだ、と笑

(だから私は、色々なSNSを使ってできるだけ多くの人に知ってもらいたいことを無料で発信しているし、

みんなの手にとりやすいように本も書いてるんです。)

 

私の嫌いなストレッチを2人組で小さい子達にやらせる先生は、

その子達にケガしてほしいなんて思っていない(と思いたい。)

ただ、

  • 成長期の体ってどうなっているか?
  • バレエに必要な柔軟性ってなにか?
  • 柔軟性を高めることに危険性がついてくる事実を知っているか?

そして

  • みんなの前で「出来ない」と子供が思いこんじゃったらどんな精神的なダメージを与えるか?

まで考えていない・知らないのだろうね。

 

確かにさ、これだけ情報を会得するのが楽な時代なんだもの、

知りませんでしたーでは足りないと思うよ。

特に、お金をとってセミナ―やる人(私も含め)は、継続的に勉強をし続ける必要があると思う。

 

考える力をつけよう

ただし、消費者として考える力はとっても大事です。

誰だってOO先生にはなれます。

日本で高卒で、英検3級までしかとってない私でも愛先生になれます。

 

コメントで「イタリアでバレエを教えています。」という人は5本指タイツもあるのですね!と驚いたと言っていました。

自分の周りで普通(5本指ソックスは体にいい!)は、広い範囲では普通ではなかったりします。

特にバレエ界は閉鎖的なので、積極的に外に目を向ける習慣をつけよう!

 

 

多分、日本でよいダンサーといわれる子達は先生の言うことを素直にハイハイ、って聞く人達なんでしょうね。

それが悪いことではありません。

先生の質がよければ。

ただ、ロボットダンサーになるな!という記事でも書いたけど、言われた事「しか」やらなかったら足りないと思う。

 

ターザンの雑誌を作っている人=スポーツサイエンティストでもなければ

バレエ用品を作っている人=バレエを全て理解しているでもなければ

海外バレエ学校=みんながプロになるわけではない。

 

  • 現実を知ること。
  • 知識を入れること。
  • 自分で考えること。

 

これがやっぱり大事だと、私は思うのです。

DLSの記事で考える事、メンタル、そういった部分に重きをおくのも、

キッズセミナ―でレッスン場での態度や解剖学の難しい話をするのも、

分からないことは、わからないから、分からない!ので。

 

最初にも書いたけど、質問をくれた人が考えていない、といっているわけではないです。

5本指タイツを履いていたら絶対にケガする、でもないです。

新しいことを知るって、驚きや今までの感覚が変わることだもん。

 

でもね、前の記事でも書いたし、既に上の文章で書いているけど

「好きだったらいいんですよ」。

ただ、責任は自分でとれよ?

でございます。

 

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Happy Dancing!

 

  • 佐藤愛著シリーズ



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