踊りに使えるトレーニングで考えたいこと
これまでの腹筋シリーズで、腹筋×4と腸腰筋×2(とチビ小腰筋)を勉強し、脚を上げるために必要なことも研究しました。 これだけでも膨大な量の知識が頭に入ったはず。 超初心者用のバレエ解剖学、であればここで腹筋シリーズを終わりにしてもたぶん大丈夫なんだけと、知識だけでは舞台で輝けません。 ダンサーは動けてナンボ。 だから、頭で筋肉のことがわかっただけでは足りないんです。 (まぁ、頭に入っていなかったらイメトレすらできないだろうから、マシではあるんだけど…) 「バレエの立ち方できてますか?」「ターンアウトできてますか?」の方でイラスト付き、140ページ以上をかけて説明し、付属のビデオもあるので、エクササイズの種類ややり方を知りたい人はそちらをチェックしてください。 その前に私の本からでなく、どんなエクササイズをチョイスしたとしても、ターゲットが腹筋でなくても! 必ず使える「踊りに使えるトレーニングをする」という考え方を勉強していきましょう。 数セットで感じたから終了系 ダンサーだけではないかもしれないけど、よくある間違いナンバー1は 「数回のエクササイズで腹筋あたりに感じられたら終わり」 というやつ。 そんなに簡単にダンサーに必要な筋肉を鍛えられたら、みーんなダンサーになってますよ! 「筋肉を感じ、正しく行うことができる」というのはもちろん大事よ。 健康のためにお家でエクササイズ オフィスで座りっぱなしなので、ストレス発散のためのトレーニング が目的だったらそれで十分です。 でもダンサーが「舞台で踊るための体」を作るとなると 複雑な振付、表現をしている時もしっかりと使える 1.5時間のクラスでバテないとか、全幕ものを踊りきるスタミナ ということを視野に入れなければいけませんよね? それでも、エクササイズを正しく、安全に行うための最初のステップは 正しく数回をこなし…