DLSポッドキャスト epi317 グランプリエと骨盤の位置

  グランプリエするとおしりが出ちゃう。 グランプリエでひざを開こうとするとタックになる…骨盤が安定しない問題は、バーレッスンの中で一番重心が移動するグランプリエで顕著に見えてきます。 プロの真似だけしていても上達しない理由も含めてお話していきました。   聞きたい人はこちらから   ここでご紹介している音声も含まれたビデオはこちら !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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DLSポッドキャスト epi316 グランプリエのかかと問題解決集

  グランプリエで踵はいっぱいまで上げますか?という質問をインスタグラムでもらいました。 この質問の裏には、グランプリエとか基礎中の基礎であるステップをバレエの先生がしっかりと説明していない、もしくはデモンストレーションしかしていないのかもなぁ、という問題が見えてきます。 そのほか踵に関する質問部分のライブ音声をカットしたポッドキャストです。   聞きたい人はこちらから   ここでご紹介している音声も含まれたビデオはこちら !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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DLSポッドキャスト epi315 グランプリエでどこまで下がるのが正解?

  グランプリエでどこまで下がるのか、どんなタイミングでかかとが上がるのか。 そんな今さら聞けないバーレッスンの質問にインスタライブでお答えしました。 このポッドキャストでは、その一部をカットしてお届けしますので、移動中やながら作業をしながらグランプリエの復習してみてね。     聞きたい人はこちらから   ここでご紹介している音声も含まれたビデオはこちら   !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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シャンジェマンのダブルプリエ克服方法

  シャンジェマンって何か知ってるよね。 Changement de pieds=change of feet バレエのジャンプの基本、って書いてあるのを読んだこともあるけれど、シャンジェマンは難易度は高めな動きです。   じゃ、ダブルプリエってわかる? 文字通り2回プリエしちゃうこと。 振り付けでバウンスする必要があったり、ソフトに関節を使うから「あえて」使われる場合と、 ジャンプの時に着地のプリエと踏切りのプリエの両方をやっちゃってダブルプリエになってしまう、間違えたケース。   今回はシャンジェマンをするとダブルプリエになっちゃうんです、という悩みにこたえていきましょう。   ちなみに、プチアレグロでかかとが浮いてしまう子たちも同じコンセプトで、同じようにトレーニングできます。 「ダブルプリエ」を「かかとがうく」に脳内変換して、お読みくださいませ。   え?かかとが浮くのはアキレス腱が短いからじゃないの?と思った方、 こっちの記事で勉強してきてね。待ってるから。 シャンジェマンは難しい さっきも書いたけれど、シャンジェマンは難しいです。 初心者やちびっこだったら特に。   ターンアウトして5番ポジションで立つって難しいですよね? だから最初っからシラバスには出てきません。 1番、2番、3番が出来て初めて5番ポジションが出てきます。   よって大人からはじめる初心者クラスだったら、シャンジェマンではなく1番や2番のソテの練習をひたすら繰り返す必要があります。…

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グランプリエで直してほしい事

  2019年の表現力セミナーで一番目についたのは、グランプリエで腰を丸める子達でした。 腰を丸めている、という自覚がないみたいで、 自分の手で腰椎4,5番目あたりを触ってごらん、といって初めて分かるくらいでした。   どうしてそうなっちゃうんだろう?と考えてみたんだけど予想としてこの4つを考えてみたのね。 膝を外に開こうとしてタックに入っている(ターンアウトの理解不足) グランプリエでは重力が面倒を見てくれるのでちょっと脱力している グランプリエで大きく上半身を使うべきだと思っていて上半身のスタンスが崩れる グランプリエの動く場所である股関節の理解が少なく、腰椎を丸める事で解消している 本人の理解なのか、先生の指導不足なのかちょっとわかりませんけど…   でも、グランプリエ(受動的な股関節、ひざ関節、足部の屈曲)を正しくできると、 高く脚を上げる(能動的に股関節を屈曲する)だとか ジャンプの着地(受動的だが下半身に衝撃を吸収する強さが必要)だとかが出来るようになるわけで。 すんげー大事です。 グランプリエは難しい この記事でも書いたけど、グランプリエって難しいんですよ。 だけど初心者(子供、大人に関係なくバレエレッスンを受け始めて日が浅い人ってことね)や 週に一度の子達のクラスでもすでに指導されていたりもする。   プリエすらこの前学んだばっかりなのに、いきなり難易度が高いグランプリエに行く?みたいな。 階段2段飛ばしじゃなく、5,6段飛ばしくらいの勢いじゃない? シラバスの順番的な事もそうだし、関節可動域の大きさからいってもそうだけど。   グランプリエで腰が丸まってしまう子達は、たぶんプリエでも少し丸まっているんだと思う。 ただ、腰椎の「まっすぐ」って前湾している事。 だから少し丸くなっても「見た目真っすぐ」になるだけで、「丸くなっている」様には見えないから甘く見られちゃうのかもしれません。   グランプリエの時は“ドラマチック“なポーデブラをすることが多いので、「表現力豊か」に踊っているつもりになってしまうのかもしれないね。…

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プリエで床を踏むってなに? DLSポッドキャスト epi285

  プリエでちゃんと床を踏めません、という質問を2018年のアンケートにてもらいました。 そのあとに「プリエ使えてますか?」を出版したのだけどこの答えは書いてありません。 何故か?という事、そしてそもそもプリエは「踏む」ものなのか?を考えてみたポッドキャストオリジナルコンテンツです。   聞きたい人はこちらから   スクリプト みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか? DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、 ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラスポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。   皆さんにお願いしていた、DLS年末ダメ出しアンケートの一コマに「記事にしてほしいトピックをどんどん教えてくださいな」という部分があります。 このポッドキャストは来日セミナー前に撮り貯めをしているので、2019年の声はまだ読んでいないのですが、 今日は2018年の声より「プリエでしっかり床を踏めるようになるエクササイズを教えてください」という声があったのでそれを見ていきたいと思います。   そうそう、このアンケート、ただやってもらっているだけではなくDLSの方向性を決める一番の決め手になっているんですよ。 例えば2018年のデータは回答だけでなくキーワードごとにまとめて統計を出しているし、 インタビューをもっと、という声にこたえて去年はシドニーに飛びボリショイバレエ学校卒業生の話やティータイムでもゲストを呼んだり、インスタライブなどをやってみました。   2019年のものにも答えてくれた皆さん、どうもありがとうございました! メルボルンに帰って回答を見るのが楽しみです。   さて、2019年はプリエ本も出したのでプリエのエクササイズはすでに説明してあるんですが、床を踏むというトピックはなかったよね。 なので、それにこたえてみようと思います。 まず、床を踏む方法というのを書かなかった理由は 床を使う、プリエを使うというのはあったとしても、床を踏むというのはバレエでは意味がないと私は思っているからです。   使う、利用するというのは大事。 だから本のタイトルもプリエ使えてますか?なんですよ。…

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スタンス本抜粋:グランプリエ DLSポッドキャスト epi264

佐藤愛の第三冊目となる「プリエ使えてますか?」先行予約期間を記念して 「バレエの立ち方できてますか?」よりグランプリエについてお話している部分を抜粋し音読しました。 プリエ本が手に届くまでの予習にしてくださいね。     聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

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今さらながら…プリエ使えてますか?

今さら?!ようやく? 関係者各位、大変申し訳ございませんでした。 自分の本の先行予約が始まったのに、ブログにするのをすっかり失念しておりました。   ごめーーん! ま、8月1日のDLSお誕生日ブログで書いたり、感謝祭ビデオシリーズの一つ、FBライブで喋っている事はしゃべってたよ。 このポッドキャストでは本邦初公開ということで「はじめに」の部分を音読したよ。 だけど8,9月来日セミナ―の準備とかさー インストラクターコースのクラスデリバリーとか準備とか 1週間日本に帰って、3週間後にまた日本とかやってたらさーブログにするの忘れちゃって。 言い訳、言い訳… プリエ使えてますか?先行予約 はい。8月1日のDLSお誕生日から先行予約はじまって「ました」(過去形)。 アマゾンで。   本自体が立つと有名な笑 スタンス本、ターンアウト本に続きプリエ本もP140ページを超えます。 んで、本当にプリエだけ書いてます。   私のメンターでもあり、一生ボスのクリスティンとの7月中旬の会話。 クリスティンの声は高めのオーストラリアアクセントを想像してお読み下さい。 C「最近どう?元気?」 A「忙しいですね、第3冊目が出るので出版社とのやりとりがたくさんあって。」 C「今回のは何について?」 A「…プリエ」 C「(大笑い!)that's it?」 A「…yes, that's it...」  …

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グランプリエを避けたほうがいいケース

プリエ、プリエ、グランプリエ。 バレエレッスンの一番最初に出てくるおまじないですね。 これでレッスン幕開け!みたいな。   その後どんな振り付けが入ってくるか?でクリエイティビティが出てきます。 よくあるパターンは ポーデブラデヴァン、戻ってきてルルベでバランス、でしょうかね?   今日はグランプリエにスポットを当てていこうと思います。 何故かって?今、第三弾の本でプリエについて書いているから笑 そして、グランプリエについて書きたかったけど、スペースがあるか分からない状態にあるので、 ここで書いちゃいます。   DLS過去記事でプリエについて触れている奴ら →プリエの足首のぴき →プリエとひざの伸び具合 →片足プリエについて グランプリエは難しい! グランプリエは難しいです。 なんでかっていうと、関節の可動域を最大限に使い、 重心の位置が大幅に変わるから。   ほら、grand plie、大きなプリエっていう意味だから、 足首や足のアーチも動くけど、股関節はアラセコンドのジュッテよりも曲がる。 膝関節はもしかしたら、レッスン内で一番動いているかもしれないよね。 ルティレの膝の角度って、グランプリエよりも浅いでしょ?   バレエのレッスンで重心(骨盤)があんなに下に下がる動きはないよね。 重心移動、というと前後左右を考えがちだけど、…

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芸術の域からプリエを観察してみた

プリエって知ってますか? そんなん知ってますよ、愛さん、っていう人とちょっとどきっとした人もいるかも。 プリエやってるけど、何?って聞かれたら困るかも・・・見たいな?   プリエ(plié)とは曲げるという意味です、とかそういうところではなくって、今日はプリエと踊り、つまりは表現力や芸術面からプリエを観察してみようと思います。   プリエは深さの問題ではない部分もある プリエ、というとよく聞くのが、わたしのプリエは浅いんですっていうやつ。 プリエの浅さとアキレス腱とかについてはすでに過去の記事に書いているので詳細はそちらを参照にしてください。   今日言いたいことは、深い、浅いっていう話だけじゃないんですよ、ってことね。   例えば、プチアレグロで素早い足さばきをしたいと思ったら、深いプリエを使うわけではありません。 そんな時間ありませんから。   確かに軽いよ、プリエしてるよ、だけど深くはない。 素早い、リズミカルにパンパン上がるジャンプのとき、筋肉っていうよりはアキレス腱にエネルギーを貯めて、そいつがバネみたいにぽんぽん体を持ち上げてくれているの。 (パンパン、だとかぽんぽんだとか擬音語が多いけど伝わるかしら?)   ちなみに、このバネの役割をしてくれるアキレス腱、ストレッチするとバネ感が失われます・・・ だからねレッスン前のストレッチでは役に立たないってここでも当てはまるわけさ。 ただその部分はDLSブログにはたくさん書いてあるので今回は飛ばします。   アダージオのプリエVSプチアレグロのプリエ 深さの他によく聞かれるのは、「柔らかいプリエ」。 柔らかいプリエは衝撃吸収になるから絶対に必要だし、 妖精役、お姫様!とかやっているのにドスドスジャンプしてたら可愛くない。   ただし、柔らかいプリエ=ゆっくりのプリエではないんですよ。 みんな、柔らかいっていうとゆっくりというイメージがあるみたいだけどさ。…

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