ギプスでレッスン参加するときに気をつける事

  先月ボディコンサークルに参加している子が捻挫でギプス、ちょっと前に同じくサークルメンバーの教師の方が骨折でギプス。 その人達とメールでやり取りしている中で、ギプスしてレッスンする事について書いてないよねと気づきました。   という事で今日の記事は、DLSキッズから成長してきたKちゃんと、最近出会った(とは言ってもまだオフラインでお会いしたことはないけれど)宇宙人Sへお届けします。   *今日お話するギプスは足首周りにつけていると思ってください。 手、腕の場合はレッスンではあまり影響がでない 腰や大腿骨など大きな骨(骨の塊)の場合は、レッスン参加すべきでない という事で飛ばしていきます。   →テーピング、サポーターについての記事 ギプスの役割と種類 ギプスの役割はケガした部分を固定する事です。 当たり前っていえば当たり前なんだけど…   固定する事で組織修復をもくろんでいるため、「動かさない」がカギになると思ってくださいね。 よってこの記事でレッスン参加についてお話していくけれど、 ケガした部分を安全に動かす方法 をお話しているのではなく ケガしていない部分の筋力を落とさないためにはどうするか? ケガしていても指導しないといけない場合、一番いい方法は? を考えていきます。   ギプスにも種類がありますが、ダンサーにとってどのギプスが効果的か?を話している訳ではないので飛ばしていきましょう。   但し、 ギプス=完全に動かさないよう固定するもの サポーター=少し動きがあるがケガしている組織を補助する為に使うもの となるため、くれぐれも…

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ダンサーのケガ 骨折のいろは

昔、ダンサーによくみられる疲労骨折について書きました。 でも気づいたら、ちゃんとした骨折(疲労骨折がちゃんとしていないわけじゃないっす!そっちのほうが厄介だというのはもう書いたね。) について書いていないので、こちらでご紹介します。   怪我のデータベースみたいな感じで必要な時に見てみてください。 というのは、ぽっきり折れた、というときは自分でも(周りでも笑)分かるので、ブログ見てあーしよ、こーしよ、っていうのはないと思うんですよね。   この記事を読んでいる人で、骨折の疑いがあるんだったら、すぐに病院行きなさいよ? 自分で判断できるなんて思うなよ? 骨折の種類 ぽっきり折れる骨折を完全骨折といいます。 レントゲンで見てもぽっきりがしっかりと見えます。あるいみ清々しいです笑   ひびが入った、という状況を不全骨折と言います。 「大丈夫、大丈夫、ひびがはいっただけだから」なんて言っていたら、 痛いところ、蹴りにいきますよ? そして、前に勉強した疲労骨折は同じところに負担がかかるため疲労骨折、といいます。   もちろん、疲労骨折の中でも完全にぽっきりとか、ひびとか度合いはいろいろですが、全部まとめて疲労骨折でいいです。 (別にみんなに診断してね、っていうためのブログではなくって、お医者さんから言われた言葉を理解しやすくする、っていうのがゴールですから。) 踊りという職業と骨折 踊る、というのはたとえそれがモダンダンスだろうがヒップホップだろうが。 人と人がすごい勢いでタックルする!という動きはないはずです。スポーツと違ってね。   時々リフトから落とされて骨折だとか、 リフトが下手で肋骨が折れました、ってのはあるよ。 でもこれらはかなーりレアだし、やった瞬間分かるものです。 (あ、でも肋骨は分からないかも…ロミジュリのバルコニーシーンのリハが続いて痛いなーと思ってたら折れてたらしい、とかはあるみたい)   だから、ダンサーとして知っていなければいけない骨折は疲労骨折だと私は思います。…

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