オスグッド中のバレエレッスン

  成長痛の話から、成長痛ナンバー1のオスグッド病について書きました。 ケガの原因が、成長期に無駄に負荷がかかるから起きる という事で、 正しいテクニックの練習が必要だからレッスンを休まなくても大丈夫! という事が分かった。   でも、実際にバレエの先生に相談したら 「痛くないところまでやりなさい」 もしくは 「座ってみていなさい」 になってしまうと思うのね。   この記事では実際に、具体的に、レッスンの時はどうしたらいいのか? を先生向け(=レッスンプランを作る人向け)に書きました。   ただ、全てのバレエ教師がDLSを読んでくれている訳ではないですから、 自分で自分の体を守るためにも、ダンサー自身の知識としても大事だと私は思います。 だって、貴方のケガのためにレッスンを中断していたら、 他の子は嬉しくないですものね。   年齢に関係なく、膝の痛みがある人も同じようにレッスンを変更する事ができます。 膝の手術後 膝蓋骨亜脱臼 半月板、ACL系のケガ 関節炎 などの人はメモしながら読んでくださいね。   レッスン内容の前に見直してほしい事は、こっちの記事で書いてありますので、 そちらを先に読んでください。…

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ダンサーのケガ オスグッド病

  成長痛について書いた記事で、ちらっとオスグッド病、という名前が出てきましたが、今日はその子にスポットを当てていこうと思います。 なぜかって? そのケガをしている生徒を持っている先生から相談されたからさ。   *メールで、個人的なケガについてのご相談は受け付けておりません。私は日本での資格がありませんので、法律的にも無理なのよ、分かってね。 教師が知っておくべき成長痛についてはライブラリでもカバーしています。 成長痛のまとめ 成長痛の記事は、成長期のダンサー、成長痛ですねと診断された人、そして成長期ダンサーを扱う先生方すべてに読んでもらいたいマストリードなブログです。 成長痛というケガはない 成長するから痛いのではなく、成長期に「負荷」がかかるから痛む 年齢に見合ったテクニックとレッスン内容の見直し という3点は、この前の記事のまとめとして再度、頭に入れておいてください。 オスグッド病とは? これは、正式にはオスグッド・シュラッタ―病(症候群・シンドローム)といわれるものです。 名前で見ると難しいね。 発見した人が2人いるらしくて、二人の名前をくっつけたらしいよ…   超!簡単に説明すると、 大腿四頭筋がついている脛のところが、 (膝のお皿の下にあって、でっぱってるとこ。お膝立ちバレエポジションで痛くなる場所ね) 成長中で、まだ固まりきっていない骨(成長軟骨。この前の記事でも説明済み)を引っ張るため でっぱりが、どんどん出っ張ってくる でっぱりの炎症 でっぱり付近の骨膜炎症 となって痛みがでます。 最悪、剥離骨折まで進みます。   でもね、骨の問題だけでなく、 大腿四頭筋を骨にくっつけている腱の炎症だったりもするので診断が必要です。…

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成長痛についてダンサーが知っておきたい事

  成長痛。 よく聞かれる質問の一つなんですが、今まで記事にしていませんでした。 なぜか? それは、成長痛ってケガは存在しないからでございます!(今日1回目)ぎっくり腰とか、肉離れという「病名」がないように。   ではなんで成長痛が問題になるのか? セミナ―、特にダンサーの卵セッションではその話をたくさんするのですが、(だって成長期の子達をサポートするセミナーだからね) ブログとして記事にしておくことで、復習しやすくしておきます。   余談ですけど、 愛さんはなんでそんなに無料の記事を書くんですか?(同業者系) とか 記事で読んだことがある内容でした(セミナーフィードバック) とかをいただくことがあります。   知ってます。 敢えてやってます。   それは ダンサーの中にはセミナ―参加が出来ない人がいる事実(海外在住、ツアーでしょっちゅう地方にいる、ケガで動けないなど) と 知ってる、とやってるは根本的に違う と私は思っているからです。   プリエを知らない人は初心者でもいません。 バレエを知らない人でもプリエは知ってる人もいますよね? では、正しくできているか?と言われたら???   大金を払って海外のバレエ学校にいくのは知らない事を習うためでなく…

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