
バレエを「休みなさい」といわれたときにできること
バレエを踊っていると、レッスンを休みなさいといわれることが時々あります。 時々だって。 けっこうたくさんありますね。 今日はその理由と、バレエを休んでもできることをお話していきましょう。 もちろん、体調管理はダンサーの責任の一部です。 ケガを予防したり、病気にならない生活をするのも大事。 病気・具合の悪い時の「休みなさい」 病気や具合の悪い時にレッスンをすると本末転倒です。 はい、終了! では困るのでどうしてか考えてみてくださいね。 病気、つまり体が何かと戦っているとき(ウイルスなどね)、自分が自分のためにできることは 体を休めてあげて、早く具合がよくなることです。 長期にわたって休めば休むほど、筋力も落ちますよね。 だからレッスンに行きたいとか、リハーサルがあるから休めない、って思うかもしれない。 だけど、そのせいで体の修復が進まず、病気が長引いたらこまるでしょう? また、他のダンサーにも病気がうつる可能性だって高いわけ。 レッスン場は密室だし、バーはみんなが触る。 ピルエットしながら鼻水飛ばしそうになった人、たくさんいるでしょ!? 他の人のために、そして舞台を成功させるためにも、自分が早くよくなる必要があります。 バカなことを言っていないで自宅待機しなさい。 具合が悪い時でもそうですよ。 貧血でバーレッスン中クラクラしちゃって・・・転んだ瞬間に脱臼、という生徒を見ました。 なんとなく調子が悪くて、体に力が入らない・・・体幹のコントロールができずグランバットマンで腰を痛めた生徒もいました。 …