DLSポッドキャスト epi308 ダンサーの腹筋事情2ndエディション発売開始

DLSのeBookシリーズに「ダンサーの腹筋事情2ndエディション」が追加されました。 ダンサーの中にある腹筋最強説は本当なのか。 腹筋って体幹の強さと直結しているのか、先生に言われる注意と腹筋はどうして繋がっているのか?(もしくは繋がっていないのか?) ダンサーに必要な腹筋についての知識をシェアしたeBookの裏話をポッドキャストでお送りします。   eBookの詳細はこちらから   聞きたい人はこちらから   スクリプト みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか? DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラス ポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。   ポッドキャストの題名をみてお分かりのように、2018年に出されたDLSのeBookシリーズ、ダンサーの腹筋事情にセカンドエディションが出来ました! セカンドエディションというのは第二版っていう意味で、DLSのeBookシリーズではこれが2つめだね。   最初にセカンドエディションが出たのは強い足を作るデミポワントシューズの作り方eBook。初版は本当に、作り方しか書いていなかったんだけど、 それだけだと使い方や理由が分からないから、という事で第二版の時は大幅に説明を増やして、使い方アイデアを書いたりもしてあります。   今回の腹筋事情もかなーり大幅に変更しましたよ。 ってかね、コロナで日本に帰らなかったから、時間があったという言い方は正しくないんだけど、 国境を超えたり、地方ツアーなど移動時間がなかったので裏ではデザインやらイラストやらの勉強をしておりました。 なのでこの本の挿絵はすべて私が書いたんだよー。   立ち方、ターンアウト、プリエと出版社の方々とお仕事をして、デザインだったり本の構成や仕事の順番などを学んだし、 雑誌の1年連載を通じて、ブログ以外の文章を書くという作業をこの4年間ほぼノンストップにしてきました。 ブログもね、最近のほうが読みやすいと言ってもらえたりと、訓練の効果が出ているみたいだけど、どう思いますか?   そうそう、クララ連載は2020年6月をもって終了いたしました。…

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi308 ダンサーの腹筋事情2ndエディション発売開始

boys dance too 男性ダンサーがぶつかる壁

  懺悔記事で書いたように、DLSには2013年から書き溜めた1000以上の記事の中で、男の子向けの記事が1つしかありませんでした。 解剖学やエクササイズ記事など、性別に関係なく使える情報を提供しているつもりでしたが、ポワントの記事は多数存在します。 プロダンサーを目指す子供たちを応援するために保護者が知っておきたいことを勉強するセミナーの名前も「バレリーナの卵」という題名でした(今はダンサーの卵、に変更されています)。   どれだけ、自分の中に盲点があったのか2020年に気づいたというのは遅すぎる気がしますが、 better late than neverという言葉を胸に、2020年後半では、ブログ記事で使われる言葉、セミナー名、コンテンツ内容を改善することができました。   歴史をひも解いていくと、宮廷ダンスがバレエになったという事ですし、ルイ14世がバレエが大好きで、彼の先生が5つの足のポジションを作ったという事。   たぶん多くの人が持っているバレエ歴史の教科書 芳賀直子さんの「ビジュアル版 バレエ・ヒストリー」(世界文化社)では バレエを踊るのはほとんどが男性でした。女官など女性が登場することもあったようですが、中心は男性だったのです と書いてあります。 時は流れ、21世紀、場所はルイ14世のいたフランスの宮廷から離れて、アメリカ。 2019年8月にアメリカの「グッドモーニング・アメリカ」というテレビ番組司会者が、ロイヤルファミリーのジョージ王子がバレエを習う予定というニュースに対して、嘲笑い、いつまで続くかな、と発言しました。 Lara Spencer, a host, laughed at the news that Prince George was…

Continue Readingboys dance too 男性ダンサーがぶつかる壁

DLSポッドキャスト epi307 懺悔

BLMムーブメントと共に、自分で出来ることを再確認したブログ「懺悔」では 男の子ダンサー向け記事がDLSにはないことと、バレリーナという女性名詞を使っていることを発見し皆さんに謝罪しました。 私の行動を変えることで世界が変わる事はないですが、多くの人が行動を変えたら確実に変化は生まれる。 そんな話をピックアップしたポッドキャストです。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi307 懺悔

ダンサーの腹筋事情 2nd Edition eBook

ダンサーの頭の中には、腹筋最強説というのがあると思います。 何それって思った?   腹筋が弱いからアラベスクが上がらない 腹筋が弱いから外モモばっかり使っちゃう 腹筋が弱いから早い動きの軸足がブレる 腹筋が弱いから私はダンサーになれないんだーーーーーーー   腹筋最強説を信じるダンサー達はダンゴムシとなり、必死に背中を丸める腹筋を繰り返します。 毎日50回、いや、100回! でも腰が痛い… やっぱり腹筋が弱いから腰が痛くなっちゃうのね!   何を隠そう、私も踊っている時は腹筋最強説を信じておりましたよ。 太ももの筋肉は鍛えたら太くなるけど、腹筋はウエストが細くなるからやらないといけない…? 筋肉ってそんな都合よく場所によってサイズが変わるんでしょうか、という素朴な疑問は置いておいて。   そんなダンサーの腹筋事情を解剖学、レッスン注意、そしてエクササイズの視点からお話する 「ダンサーの腹筋事情 eBook 2nd Edition」が出来ました。   2018年に出された腹筋事情eBookをより分かりやすく、見やすく、そして大幅に編集した2nd Editionはダンサーの腹筋事情「だけ」に特化した電子書籍です。   読者さんからのフィードバック 下向き腹筋の重要さがわかりました。 「バレエの立ち方できてますか?」本を読んだ時には、他のエクササイズに比べると下向き腹筋の難易度が低く思えたため、そこまで重要だとは思っていませんでした。 (難しいエクササイズの方が辛い分効き目もすごいという思い込みがあります...) でもeBookで下向き腹筋について一章割いて書かれていてなぜ大事なのか理解できました。…

Continue Readingダンサーの腹筋事情 2nd Edition eBook

シャンジェマンのダブルプリエ克服方法

  シャンジェマンって何か知ってるよね。 Changement de pieds=change of feet バレエのジャンプの基本、って書いてあるのを読んだこともあるけれど、シャンジェマンは難易度は高めな動きです。   じゃ、ダブルプリエってわかる? 文字通り2回プリエしちゃうこと。 振り付けでバウンスする必要があったり、ソフトに関節を使うから「あえて」使われる場合と、 ジャンプの時に着地のプリエと踏切りのプリエの両方をやっちゃってダブルプリエになってしまう、間違えたケース。   今回はシャンジェマンをするとダブルプリエになっちゃうんです、という悩みにこたえていきましょう。   ちなみに、プチアレグロでかかとが浮いてしまう子たちも同じコンセプトで、同じようにトレーニングできます。 「ダブルプリエ」を「かかとがうく」に脳内変換して、お読みくださいませ。   え?かかとが浮くのはアキレス腱が短いからじゃないの?と思った方、 こっちの記事で勉強してきてね。待ってるから。 シャンジェマンは難しい さっきも書いたけれど、シャンジェマンは難しいです。 初心者やちびっこだったら特に。   ターンアウトして5番ポジションで立つって難しいですよね? だから最初っからシラバスには出てきません。 1番、2番、3番が出来て初めて5番ポジションが出てきます。   よって大人からはじめる初心者クラスだったら、シャンジェマンではなく1番や2番のソテの練習をひたすら繰り返す必要があります。…

Continue Readingシャンジェマンのダブルプリエ克服方法

コロナで発表会が延期になったら DLSポッドキャスト epi306

コロナ自粛中に行ったDLSオンラインセミナーでは、バレエ教師の皆さんから発表会が中止になった、という声をたくさん聴きました。 バレエの発表会を何のため、誰のために発表会をやっているのか? について考えるポッドキャストですが、 今後会場が当選しなかったときなどにも使える考え&アイデアになっていると思います。   聞きたい人はこちらから   スクリプト みなさんこんにちは、DLSポッドキャストへようこそ、佐藤愛です。お元気ですか? DLSポッドキャストはプロの現場から健康なダンス生活を応援する情報サイト、ダンサーズライフサポートドットコムのブログ音声バージョンプラス ポッドキャストだけの裏話などを毎週金曜日にお送りしています。   毎月最後のポッドキャストではリスナーさんからもらった質問にお答えしています。 今日は様々なオンラインセミナーや勉強会で、バレエの先生方から聞いた質問というか悩みである、コロナで発表会が中止、もしくは延期になりました、というもの。 今まで頑張ってきたのにかわいそう、という意見や、 これからどうしたらいいのか、というものまで。 今日はその部分をポッドキャストでお話していけたらと思っています。   最近は開催していないダンサーの卵セミナー※でも、 治療家トレーナーにバレエの世界を知ってもらうためのセミナーでも、 常に私は日本のバレエ発表会には「命がかかっている」と説明しています。   甲子園とかはわかるよ。 3年間しか出られる機会がなくて、一度負けたらそれ以上進めなくて、 しかもそのあとプロの野球選手にならなければこうやって野球に打ち込む機会がないかもしれない、って人達じゃない。   でもバレエの発表会は年齢に関係なく行われるし、 そこからプロ団体が引き抜きをするわけでもない。 しかも、勝ち負けがあるわけではないから、みんなが出られる。  …

Continue Readingコロナで発表会が延期になったら DLSポッドキャスト epi306

グランプリエで直してほしい事

  2019年の表現力セミナーで一番目についたのは、グランプリエで腰を丸める子達でした。 腰を丸めている、という自覚がないみたいで、 自分の手で腰椎4,5番目あたりを触ってごらん、といって初めて分かるくらいでした。   どうしてそうなっちゃうんだろう?と考えてみたんだけど予想としてこの4つを考えてみたのね。 膝を外に開こうとしてタックに入っている(ターンアウトの理解不足) グランプリエでは重力が面倒を見てくれるのでちょっと脱力している グランプリエで大きく上半身を使うべきだと思っていて上半身のスタンスが崩れる グランプリエの動く場所である股関節の理解が少なく、腰椎を丸める事で解消している 本人の理解なのか、先生の指導不足なのかちょっとわかりませんけど…   でも、グランプリエ(受動的な股関節、ひざ関節、足部の屈曲)を正しくできると、 高く脚を上げる(能動的に股関節を屈曲する)だとか ジャンプの着地(受動的だが下半身に衝撃を吸収する強さが必要)だとかが出来るようになるわけで。 すんげー大事です。 グランプリエは難しい この記事でも書いたけど、グランプリエって難しいんですよ。 だけど初心者(子供、大人に関係なくバレエレッスンを受け始めて日が浅い人ってことね)や 週に一度の子達のクラスでもすでに指導されていたりもする。   プリエすらこの前学んだばっかりなのに、いきなり難易度が高いグランプリエに行く?みたいな。 階段2段飛ばしじゃなく、5,6段飛ばしくらいの勢いじゃない? シラバスの順番的な事もそうだし、関節可動域の大きさからいってもそうだけど。   グランプリエで腰が丸まってしまう子達は、たぶんプリエでも少し丸まっているんだと思う。 ただ、腰椎の「まっすぐ」って前湾している事。 だから少し丸くなっても「見た目真っすぐ」になるだけで、「丸くなっている」様には見えないから甘く見られちゃうのかもしれません。   グランプリエの時は“ドラマチック“なポーデブラをすることが多いので、「表現力豊か」に踊っているつもりになってしまうのかもしれないね。…

Continue Readingグランプリエで直してほしい事

DLSポッドキャスト epi305 今すぐできるバレエスタジオコロナ対策

コロナがある程度落ち着いたようで、スタジオ再開をしてきたところやレッスン復帰数週間のスタジオも出てきたと思います。 生徒たちだけでなく、自分やビジネスを守るためにも、再度コロナ対策を見直してみましょう。   ケース数が減ってきているのはコロナ死滅、ではないですから 今すぐ、ほぼ無料でできる対策たちはバレエ教師がやってあげてくださいね。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi305 今すぐできるバレエスタジオコロナ対策

懺悔

  私はDLSをはじめた最初のほうで、間違ったダイエットを推奨していました。 間違ったダイエットとは何かって? 健康的な食事と運動。   どうしてそれが間違いかって? だって専門家にすべての「ダイエット」は間違っているといわれたから。   最初は私も理解できなかったです。   長年刷り込まれてきた印象っていうの? 健康のためには痩せているほうがいい。 ダンサーは痩せているほうがいい。 自分自身が摂食障害になっても、それでも痩せているほうがいいとずっと思っていた。     テレビも、電車の広告も、雑誌もすべてそう言っているのである意味洗脳ですが、 マス(大多数)が言っているから間違っているわけはない。   でも、ふみさんに出会って、そこから「その道」の研究をしている人たちのデータを見たら 痩せていたからケガを予防出来たというデータはなかった 痩せていたらケガが早く治る、最小限に防げるというデータもなかった ダイエットするからといって幸せだと感じる人が増えるわけでもなかった という事実にぶち当たりました。   DLSはプロの現場から健康なダンス生活を応援します。 これは謳い文句ではなく、私たちDLSのミッションです。 痩せたからといって、健康に踊れるか? 痩せたからといってケガが減るか? 痩せたからと言って上達が早まるか?…

Continue Reading懺悔

DLSポッドキャスト epi304 コロナ休みからスタジオに戻ってくるときに

徐々にレッスン復帰、スタジオ再オープンなどの声が聞こえるので、今月はコロナに関する記事をピックアップしてポッドキャストにてお届けしています。 レッスンが再開している人は知識として、何に気をつけたらいいか?を。 レッスンがまだ再開していない人は、スタジオで踊れる日が来るまでに準備しておきたいことを。 このシチュエーションだからこそ考えたい、体についてをお話しました。   読みたい人はこちらから   聞きたい人はこちらから !!ポッドキャストの購読方法!!     DLSのYoutubeチャンネルには過去のポッドキャストだけでなく、ビデオブログやインタビューなども発信しています。 チャンネル登録をお忘れなく!  

Continue ReadingDLSポッドキャスト epi304 コロナ休みからスタジオに戻ってくるときに