ダンサーのケガ オスグッド病
成長痛について書いた記事で、ちらっとオスグッド病、という名前が出てきましたが、今日はその子にスポットを当てていこうと思います。 なぜかって? そのケガをしている生徒を持っている先生から相談されたからさ。 *メールで、個人的なケガについてのご相談は受け付けておりません。私は日本での資格がありませんので、法律的にも無理なのよ、分かってね。 教師が知っておくべき成長痛についてはライブラリでもカバーしています。 成長痛のまとめ 成長痛の記事は、成長期のダンサー、成長痛ですねと診断された人、そして成長期ダンサーを扱う先生方すべてに読んでもらいたいマストリードなブログです。 成長痛というケガはない 成長するから痛いのではなく、成長期に「負荷」がかかるから痛む 年齢に見合ったテクニックとレッスン内容の見直し という3点は、この前の記事のまとめとして再度、頭に入れておいてください。 オスグッド病とは? これは、正式にはオスグッド・シュラッタ―病(症候群・シンドローム)といわれるものです。 名前で見ると難しいね。 発見した人が2人いるらしくて、二人の名前をくっつけたらしいよ… 超!簡単に説明すると、 大腿四頭筋がついている脛のところが、 (膝のお皿の下にあって、でっぱってるとこ。お膝立ちバレエポジションで痛くなる場所ね) 成長中で、まだ固まりきっていない骨(成長軟骨。この前の記事でも説明済み)を引っ張るため でっぱりが、どんどん出っ張ってくる でっぱりの炎症 でっぱり付近の骨膜炎症 となって痛みがでます。 最悪、剥離骨折まで進みます。 でもね、骨の問題だけでなく、 大腿四頭筋を骨にくっつけている腱の炎症だったりもするので診断が必要です。…