ケガしたときの頭の中・・・ダンサーのケガを理解しよう!

ダンサーのリハビリではこういうのが必要なんだよ、ってお話したとしても、 「私にはムリ」 「こんなに長く痛み痛みが続いているもん、変わるわけがない」 「そんなに冷静に言われても、リハビリに失敗してきているからDLSを見つけたんだっていうの!」 なんて声も聞こえてくるかもしれません。   ここでは、ケガしたときのダンサーの頭の中を覗いてみようと思います。 そうすれば自分で思っているほど、あなたが感じている感情は特殊じゃないって分かるし、 そういう感情を抱えても普通なんだと分かると気が楽になるかもしれません。   ペンシルベニア州立大学の大学教員、岩月猛泰(たけひろ)先生のブログによると、ケガしたスポーツ選手は アイデンティティーを失う 恐怖と不安 自信を失う グループ間の乱れ パフォーマンスの低下 という心理的な反応を起こすそうです。   岩月先生のブログは博士号保持者が、日本語で分かりやすくスポーツ心理学を書いてくださっているのでこのエリアをもっと知りたい人はチェックしてみてくださいね。   4つ目の点であるグループ間の乱れは、バレエスタジオ内、カンパニー内で起こることなので省いて、それ以外の点をダンサー視点で見ていきましょう。   ただし、ここに書いていることやアドバイスは、私が自分のケガの経験、そしてケガに悩んでいた生徒たちを見て学んだことをシェアしています。 カウンセラーや心理士の視点ではないので「これが正解です」ではなく、こういう考えもあるんだ、というケーススタディとして読んでください。 踊れない自分と出会う バレエをやってきたことが自分のアイデンティティーな人は、ケガして踊れないと自分自身を失ってしまったような気持ちになります。   私も「バレエをやっている愛ちゃん」「バレリーナの愛ちゃん」というアイデンティティーをずっと持っていました。 体育の授業でも体も柔らかいことで飛び抜けているし、短期留学したりするし、スタジオの後輩たちからも憧れの目で見られている。  …

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ダンサーがケガする前に考えておきたいあれこれ

リハビリって言葉は知っていますよね。 これね、ケガをした「後」に日常生活に戻るため、もしくは舞台に復帰するための行動なんですが、 リハビリの「前」の方を今日はお話したいと思ってるの。   なぜか?という説明の代わりに、ダンサーとケガの研究データをご紹介していきましょう。   2006年にSusan Simpsonによって書かれた Dance Injury Management によると 80%のダンサーがキャリア中にケガを体験するそうです 65%のケガがオーバーユーズ、そして35%がアクシデントで起きたケガだそうです 90%のケガはダンサーが疲れているときに起こります 98%のダンサーのケガは手術なしで治療されます   もう少し新しいデータですと、2014年5月のJournal of Science and Medicine in Sportに発表されたものでは 260人のエリートバレエ生徒を一年追ったところ76%のダンサーがケガをし、そのうち72%はオーバーユーズ、残りはアクシデントだった と書いてあります。   これらのデータから学べること4つは ほとんどのダンサーがケガをする ケガの大部分はオーバーユーズ…

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いきなり!を手に入れるために。

ダンサーとして生舞台に立っていると、いきなり!という現状に対面することがあります。いきなり飛んできたチャンスを自分のものにするためにも、毎日自分を磨いていきましょう。今日のあなたは、過去のあなたの努力が形になっているのだから、今頑張って、未来のあなたを変えていきませんか?

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将来への投資。ダンサーのお金がない!時間がない!を見る

将来への投資なんて言ったら、 なんだか怪しい保険の勧誘みたいですよね。   投資ってお金だけをさすのではないんですよ。 時間。 エネルギー。 それらも立派な投資です。   DLSってバレエ情報サイトじゃなかったっけ??? 何を話しているのさ?? って感じ?     話はかなり前に戻ります。 自分で踊りながら、指導もしているという何人かのダンサーと話す機会があった時です。     「体の事を知りたいと思うけれど、時間が/お金がない」 「レッスンのときに汗をかく事がない」 「正しく体を使っていないとは思うけれど、教える時は自分が教わって来たように教えている」     もちろん、こんなにはっきりとは言っていませんでしたけどね。 あのーとかえーっととかイライラする言葉や 。。しようと思っているんですけどね なんていう自己慰めの言葉を省いたらこうなりました。   ハッタリ倒したくなりましたけど、 それは暴力なので辞めました。  …

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レッスンに復帰する方法

今日のブログでは題名通り、レッスンに復帰する方法をお話ししていきます。 ただし、本題に入る前にレッスンに復帰するスピードや期間は どれだけリハビリをしてきたか どんなレッスンに復帰するのか の2つの点を考慮しなければいけません。 ここに書いてあることはガイドラインだと思って、自分に当てはまるようにアレンジしてください。 体の声を聴く方法や、不調を感じたら何をするか?を勉強したい人は「ダンサーのリハビリeBook」を レッスンに参加出来なくても自分で出来るエクササイズを知りたい人はボディコンサークルも参考にしてください。 レッスンに復帰する前に考えて 長期レッスンから離れていたダンサーがスタジオに戻ったら、いきなりエネルギーが体の底から湧いてきます。 先生や友達の応援もあり、アドレナリンも出ていることでしょう。 こうなってしまう前に「今日のレッスンはどれだけ参加するのか?」をハッキリとさせておきましょう。 そしてレッスンが始まる「前」に、先生に伝えておくのもお忘れなく。 先生に説明、って言ってもたくさん喋る必要はありません。 「今日から少しずつレッスンに復帰します。よろしくお願いいたします。 初日なのでバーレッスンをルルベなしでやらせてもらいます。その後は端でエクササイズをしていてもいいでしょうか?」 それだけでOK。 そうすれば、自分の中で「調子いいじゃん!もっとできる!!」と思っても「先生に言っちゃったしなぁ」と気づくはずです。 少しずつ復帰とは具体的にどういうこと? よく言われる「少しずつムリのない程度にレッスンに復帰しましょう」というのは、いったい何を指すのでしょうか? この部分は最初に書いたように、 どれだけリハビリをしてきたか どんなレッスンに復帰するのか に大きく左右されてしまいます。 ただ、目安になる方法をいくつかご紹介しましょう。 方法 1)レベルの低いクラスに復帰 例えば、レベル5のクラスをやっていたら、レベル3~4の子たちに交じってレッスンを受けるということ。 振付や、アンシェヌマンの長さが自動的に短くなるため、あまり考えずにレッスンに参加していても体への負担が少なくなります。 シラバスを導入していたり、学年別にレベルが分かれているバレエ学校などでは使えますが、…

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バレエ教師の悩み事 パが汚いダンサーへの指導法

  「アレグロが汚い」 「ポーデブラが汚い」 「アラベスクが汚い」 って現場に立つことありませんか?   声を枯らして生徒に注意しても一向に良くならない。 それどころか、つまんなそうな顔をされたり!!   なので今日は 「ステップが汚い」とはどういうことなのか? という事を分析しましょう。   汚いってどういう事でしょうね。   まず、このレッスン上で言葉が使われるとき様々な知識不足が背後に隠れています。   例えばどこが悪いのかイマイチわからないけれどビデオをみたら変だった。 その場合、 (なんでだか上手く言えないけど)アレグロが汚い ってなります。   形がしっかり理解できていない場合もあります。 (脚は上がっているし、キープもできているのだけれど)アラベスクが汚い ってなりますよね。   または総合的コーディネーションを指していることもあります。 (形一つ一つはできているのだけれど、動きがスムーズでなくって)ポーデブラが汚い ってなるからです。  …

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ダンサーのリハビリって何?

*この記事の前にリハビリの前に知っておきたい事をこっちで読んでね。   リハビリって言葉を聞いたことがないダンサーはいないと思いますが、では意味は?と聞くと、たぶんみんなちょっと困っちゃうよね。 ここでは「リハビリ」という言葉を紐解いていきましょう。   本題に入る前にマメ知識。 Rehabilitationの日本語がリハビリテーション、しかも日本人らしく?短くするとリハビリになります。 私の住んでいる国、オーストラリアも文字を短くすることで有名なのですが、英語の場合Rehabilitationを略するとRehab、となりますので、 リハビリは和製英語なんだと覚えておくと、留学先でのコミュニケーションが上手くいくと思います。 スポーツ医学でのリハビリの定義 Clinical Sports Medicineによると A dictionary definition of rehabilitation is the “restoration to a former capacity or standing, or to rank,…

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バレエ教師の悩み事 生徒との温度差

  今日のテーマ、バレエ教師、と言っているけれど、 子供との温度差、でもいいし、 周りとの温度差、でもいいですね。   将来ダンサーになりたいのならば、もう少し真剣にレッスンしてほしい親だったり、 プロになりたい!って思っているのに、周りは真剣にとってくれない、 なんてシナリオもあると思います。   色々と応用してください。   今回の質問は、スタジオ訪問にお伺いした主催者の方からでした。 私を読んで下さる、ってことは解剖学に興味がある先生、ってことですよね。   だけれど、生徒はイマイチ(どころじゃない!?)大切さを理解していないみたい。。。 どうしたらいいでしょうか?   ってことですね。   この問題には大きく分けて2つの切り口があります。 時間差 理解差   これがあるから、温度差に感じてしまうのだと思います。     時間差   例えば。 教師のためのバレエ解剖学講座に来て下さる先生の中には、…

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メイクとオーディションとプライドと。

バレエ学校の試験に対しては何度も記事にしています。 私の働いているバレエ学校は、毎年何人ものプロダンサーを送り出していますが、 それでも規模で言ったら中堅どころ。   大きなバレエ学校になると、最終学年の試験に 様々なバレエ団のディレクターが見に来ることは知っていますよね。 つまり、試験だと思って挑むよりも、オーディションだ、と思って挑んだほうがいいんです。   そこでオファーが来る人も多いし、 その前に既に契約が決まってしまっている人もいます。 17,18歳で将来を左右する踊りを踊り、 そのプレッシャーに負けないだけの精神力を作らなければいけません。   これね、バレエの世界では当たり前なんだけど 普通の学校で言ったら高校2,3年生。 将来何がしたいか分からない、 とか、 大学受験が終わって遊ぶぞーなんて思っている子達の年齢で、 ディレクターと話し、契約書を読み、色々なところを一人で回ってオーディションをするのです。   という事は、毎年行われる学校の試験は、 オーディションの練習、って考えられますよね。   振付を覚える、注意を体に入れる。 なんて事はもちろん、   テクニックを完璧にこなす。 集中力を切らさない。 なんてところも練習できます。  …

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プランクでスタミナは向上するのか?

  *この記事は2015年に書かれたものを、2020年の「ダンサーの腹筋事情」eBook 2nd editionを期により読みやすく整理して、アップデートしました。   今日のブログでは、腹筋とスタミナを見ていきます。 腹筋のスタミナ、ではなくて、腹筋とスタミナ。   まずはメールで頂いたプランク攻略本の感想からみていきましょうか。   >>>>>>>>>>>>>>>>>>> 私は5月1日に愛さんのプランク(攻略本チャレンジ)を始めてひと月経ちました*\(^o^)/* まず1番驚いている事は踊っても全く疲れなくなった事です。 ローズをやっても3幕をやっても。 以前よりふくらはぎの疲れがひどかったですが今はそんなに疲れません。   息もアダジオならあがりません。 バリエーションもちょっとハァハァ。ぐらいです。 さすがにコーダまで終わると息が上がりますが(笑)   プランク、全くその場から動かないのに不思議ですね(>_<) 先月、アダジオで疲れてしまっていたフロリナの生徒は 先日、普通にすべて通してやっていました。 愛さんのポッドキャストを聞いて毎日プランクしていると言っていました。 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>   嬉しい! というのと同時にこのコメントに大きなカギが含まれているので分析していきましょう。 プランク「だけ」でもスタミナアップになる? 「プランク攻略本」を知らない人のために説明しておくと、このeBookには3か月分のプランクのプログラムが載っています。…

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